もうすぐ6ヶ月経ちます
11月も末です。
旦那さんが倒れたのは6月1日だったので、
6ヶ月前の明日(ちょっと言い方がヘンですが)、倒れました。
前の晩(ですからちょうど6ヶ月前の今日)、
そろそろお風呂に入ろうと私が湯舟を洗っていたら、
外から「すみませ~ん」と声がしたのです。
リビングにいた旦那さんが玄関に出たら、
2階のお兄さんが「タイヤ、パンクしてますよ~」とわざわざ教えに来てくれたのでした。
ありゃりゃと旦那さんが外に出て行って、
そしたら旦那さんのクルマ、確か左の後輪がパンクしていたそうです。
「もう暗いから、明日の朝仕事に行く前にタイヤ交換するよ」と言って、
その晩は、普通に何事もなく過ごしました。
お風呂に入った後の湯水で洗濯をして
洗濯物を2人で室内干ししたのを覚えています。
いつもは、洗濯物を干すのは旦那さんの役目だったのだけど、
しばらく前から腰痛がひどかったため
(実はこれが梗塞の前兆だったということは、亡くなった後に知りました)
私がちょっと手伝った感じでした。
「2人で干すと早いね~」と私がいうと、「俺もそう思った」。
でも、もう、洗濯物を2人並んで仲良く干すことは、二度とありませんでした。
次の日、平日だったので、朝早く旦那さんが起き出してきました、…、
…と書くのは、私がすでに起きていたためです。
珍しいのだけど、早朝起きてしまった私が、
寝られなくてそのままリビングでぼんやりテレビを見ていました。
旦那さんは、腰痛のため足を引きずるような感じで起きてきました。
手には麦茶が半分ほど入ったコップを持っていました。
「あれ?麦茶飲んだの?珍しいねぇ。コップ持ってきてくれたんだぁ、ありがとね」
ずっと一緒に暮らしてきたけど、
のどが渇いて夜中に麦茶を飲むなんて、
そしてコップを寝室まで持ってゆくなんて、
見たことありませんでした。
どちらかというと、トイレが近くなるからと言って、夜に水分は控える人でした。
つまり、血管が詰まる前兆として、体が水を欲したのだと思います。
麦茶を枕元に持ってゆくほど、とても喉が乾いたのでしょう。
そして、パンクを直すためタイヤを交換しようとして、
ジャッキをクルマの下に入れたところで、
その横に倒れているのを発見されました。