いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

もうすぐ6ヶ月経ちます

11月も末です。


旦那さんが倒れたのは6月1日だったので、


6ヶ月前の明日(ちょっと言い方がヘンですが)、倒れました。


前の晩(ですからちょうど6ヶ月前の今日)、


そろそろお風呂に入ろうと私が湯舟を洗っていたら、


外から「すみませ~ん」と声がしたのです。


リビングにいた旦那さんが玄関に出たら、


2階のお兄さんが「タイヤ、パンクしてますよ~」とわざわざ教えに来てくれたのでした。


ありゃりゃと旦那さんが外に出て行って、


そしたら旦那さんのクルマ、確か左の後輪がパンクしていたそうです。


「もう暗いから、明日の朝仕事に行く前にタイヤ交換するよ」と言って、


その晩は、普通に何事もなく過ごしました。


お風呂に入った後の湯水で洗濯をして


洗濯物を2人で室内干ししたのを覚えています。


いつもは、洗濯物を干すのは旦那さんの役目だったのだけど、


しばらく前から腰痛がひどかったため


(実はこれが梗塞の前兆だったということは、亡くなった後に知りました)


私がちょっと手伝った感じでした。


「2人で干すと早いね~」と私がいうと、「俺もそう思った」。


でも、もう、洗濯物を2人並んで仲良く干すことは、二度とありませんでした。






次の日、平日だったので、朝早く旦那さんが起き出してきました、…、


…と書くのは、私がすでに起きていたためです。


珍しいのだけど、早朝起きてしまった私が、


寝られなくてそのままリビングでぼんやりテレビを見ていました。


旦那さんは、腰痛のため足を引きずるような感じで起きてきました。


手には麦茶が半分ほど入ったコップを持っていました。


「あれ?麦茶飲んだの?珍しいねぇ。コップ持ってきてくれたんだぁ、ありがとね」


ずっと一緒に暮らしてきたけど、


のどが渇いて夜中に麦茶を飲むなんて、


そしてコップを寝室まで持ってゆくなんて、


見たことありませんでした。


どちらかというと、トイレが近くなるからと言って、夜に水分は控える人でした。


つまり、血管が詰まる前兆として、体が水を欲したのだと思います。


麦茶を枕元に持ってゆくほど、とても喉が乾いたのでしょう。




そして、パンクを直すためタイヤを交換しようとして、


ジャッキをクルマの下に入れたところで、


その横に倒れているのを発見されました。

×

非ログインユーザーとして返信する