痛い気持ち
先日戴いたお歳暮のお返しを買うために、
近くの大型商業施設に行きました。
仕事の帰りだからもう暗くなっていて、
施設のそばにある公園のクリスマスイルミネーションが、
痛かったです。
今日は師走の金曜日で通りを歩く人の数も多く、
道路を走るクルマも、いつもより混んでいる気がします。
そして12月の街の独特の雰囲気や幸せ感は、
日に日に強まってきている気がします。
大型商業施設は駅前にあり、町はイルミネーションに力を入れているようで、
派手さ(?)とセンスの良さ(?)は、年々高まってきているような気もします。
今年のテーマは「希望の灯火」なのだとか。溜息。
横をクルマで通り過ぎながら、私はそのイルミネーションを
とてもとても痛い気持ちで眺めました。
寂しいを通り越して、
痛い…という表現が一番合っている気がします。
去年はこのイルミネーションを、旦那さんと見物に来たのだっけ。
街では毎年恒例の行事になっているので、
今年だって当然、旦那さんと一緒に見に来るはずでした。
そのことに、微塵も疑い持ってなかったよ。
そしてイルミネーションを見た後は、去年と同様、
少し離れた海辺の町に、ちょっと豪華な海鮮料理を食べに行ったのかな。
そして、「一緒に過ごすクリスマスはもう13回目だね」なんて言ったのかな。
2人で過ごす師走の街は、
光と赤と緑の似合う、幸せに満ちた素敵な街だったはずなのに。
なんで逝っちゃったのよ。
なんで私、幸せだったあの頃に戻ることができないの?