いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

旦那さん大好きモード

覚えなければならない仕事があって、


大した事じゃないんですけど、少し気が張っています。


そしたら今日の帰り道、


「仕事モード」から「旦那さん大好きモード」に切り替わるのに時間がかかってしまって、


気が付いたら、職場の敷地を出てから15分~20分くらい、


全然旦那さんのことを思い出しもせずに、ぼんやりと運転していました。





職場の敷地を出てから、「旦那さん大好きモード」に切り替わるのにかかる時間って、


少しずつ、長くなっているのは事実です。


前は、敷地を出た直後に旦那さんを思い出すことが、ずっと続いていたのですけど、


1年を越してからかなぁ、あ、っと気が付くと、


まるっきり別の事を考えているうちに5分、10分経っていたりするのです。




そうか。


これが「現実」なのかもしれないな。


旦那さんとの生活は、だんだん「ごく最近まで続いていたこと」ではなくなってきており、


それと同時に旦那さんは、「すぐ身近にいる人」ではなくなってしまったんだな、と思う。


こうやって少しずつ、旦那さんとの生活は「過去の思い出」になって行ってしまうのだと思います。




だけど、それもまた寂しいし、悲しいことですよね。


旦那さんは、「過去の良い思い出」になってしまうの?


ついこの間まで、一緒に暮らしていた人なのに。


すぐそばで、笑顔や声や、匂いや体温をいつも感じることができたのに。




寂しいなぁ。悲しいなぁ。


「思い出」になんかしたくないよ。


ごめんね、旦那さん。


「思い出」になっちゃうこと、許してね、旦那さん。

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