いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

赤くないシクラメン


隣町の大手ホームセンターに来年のカレンダーを買いに行きました。


豊富な種類のカレンダーを売っているから、毎年ここで買うことにしています。


行ってみたら、まだ11月にも関わらず、


かなり広いスペースをカレンダーの売り場に取っていて、


選ぶのにかなり時間を使ってしまいました。




毎年だいたい私が買いに行っていたのだけど、


一昨年の暮れだけは、私は他に用事があり、旦那さんにカレンダーを買いに行ってもらいました。


でかける前に、日めくりを1つ、週めくりを1つ、月毎のを1つ、と頼んでいたのに、


旦那さんは間違えて、月毎のを2つも買ってきちゃったのです。


私はその時、内心「うっ。」と思ったけど、


とりあえずおさえて、文句は言わずに「ありがとう」とだけ言いました。




今になっては、それがとてもよい思い出で、


「いつも文句ばっかり言ってたけど、言わないときもあった。」という大事な思い出で、


でも、そんなことを思い出すうちに、


「ごめんね、ごめんね。」と涙が止まらなくなって、


ホームセンターに着く前に、顔が涙でぐちゃぐちゃになってしまいました。




本当だったらカレンダーの買い替えなどは、例年12月に入ってからなのですが、


去年もそうだったけど、年末は街がウキウキしているようで、すごく嫌で、


11月中に来年の準備をしたりしています。



だけど、それでももう店内には、


クリスマスツリーだの、年賀はがきだの、大掃除用の掃除用具だの、


年末年始準備の品物がたくさん売っていました。


赤いシクラメンやポインセチアも売っていて、


植物は心が休まるから、ひとつ買い求めました。


だけど、華やかなクリスマス気分は嫌で、


赤色のシクラメンは買う気になれませんでした。


薄桃色のシクラメンです。


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