いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

うしろ向き

コロナが流行って、


愛する人や大事な人がまだこの世にいらっしゃる方は(?)、


さぞかし大変だろうなぁと思います。




旦那さんが存命の頃の私がそうでした。


旦那さんが亡くなったのは一昨年の6月初旬なので、


ちょうど私の住んでいる地方では、最初の第一波が荒れ狂ったのち、


確か、緊急事態が解けたのが6月1日だったと記憶します。




だから、第一波が荒れ狂ってる真っ最中の5月は、私はもう必死でした。


マスクもアルコールもどこにも売ってなくって、


あちこちのドラッグストアを随分走り回りました。


ようやっと手に入れたアルコールを玄関に置き、


外から帰るたびにシュカシュカとボトルを押して、手指消毒を徹底しました。


出先から帰って来た旦那さんにも必ず、


「シュカシュカやった?」と聞いて、ずいぶん五月蠅がられたものです。


(今から思えば本当に五月のハエみたいなものですよね。


疲れて家に帰って来る度、毎日毎日「シュカシュカやった?」なんて聞かれて。


小学生じゃないんだから、相手に任せておけばよいのに、ほうっておけない。


そこらへんが私の欠点の一つです。)





でも要するに、そのくらい、旦那さんがコロナにかかるのが怖かったわけで、


だから、つくづく大変だろうと思うわけですよ。


現在、守りたい家族のいらっしゃる方々が。






自慢じゃないけど、(どこらへんが自慢?かよくわからないけど。。。)


私なんか、


旦那さんが亡くなってから、家でアルコール消毒なんて、したことありませんよ。




老人福祉施設に勤めている都合上、


施設に入る時の消毒とかマスクとか、最低限のことはやっていますけど、


基本的に、そういうことに妙に抵抗があるのです。


スーパーの出入り口などで、シュカシュカやってるオバサンとか見ると


ちょっと腹が立ってきます。


だって私、あんたと違って、守るべき家族、居ないんだもん。


それに私、別に、死にたくないわけじゃないもん。


守りたい家族が居る人だけ、やってれば?…なんて、


ちょっと、「フンッ!」なんて思ったりします。

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