いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

徒然なるままに

一昨日組み立てた小さなクリスマス・ツリーの


ライトがペカペカ、ペカペカ、奇麗です。


その隣、壁に貼ってあるサンタさんの布旗は、


もうずいぶん前に、確か100円ショップで買ったものです。


布がちょっと汚れているのは、


ここに引っ越す前のアパートで、


玄関のドアにぶら下げた年があったからかもしれないな。




あぁ、そういえば、


(話が急に飛びますが)、


前のアパートの玄関ドアは、


暑い夏に、風が通るように、


旦那さんが、ドアに装着できる、網戸のドアをつけてくれてました。


涼しくて、凄く重宝したものです。




旦那さんは、お店の集金が主な仕事だったから、


集金先の家を回るうちに、網戸ドアを知ったのでしょう。


あの人の事だから、


わくわくしながらホームセンターに行って、


さっそく購入したに違いありません。




でも、


網戸ドアの事なんて、


私、旦那さんが亡くなって以来、今日まで一度も思い出したことなかったです。


このブログを書いているうち、


布旗の話から、


網戸ドアの事を初めて思い出しました。





時々思うんだけど、


たぶんきっと、旦那さんと過ごした中で、


もうすっかり記憶のかなたで、全然思い出していないこと、


まだまだたくさんあると思うんですよ。




たとえば、二人で出かけた旅先の事とか、


二人で出会った人の事とか、


それだけじゃなくて、


ご飯食べながら話した内容とか、そんなささいなことまで、


もう、忘れてしまったことが膨大にあると思うのです。




それって、なんだか寂しいですよね。


懐かしい宝物がたくさんあるのに、それを思い出せないなんて。

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