いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

新作エプロン(ちょっと自慢)


この間仕上げた割烹着の写真を、アップするのを忘れてました。




ずっと前に作った2枚の割烹着は、生地が厚いから今の季節にはちょうど良いのだけど、


春や秋にはちょっと暑いんですよね。


でもやっぱり長袖を着ているうちは、前掛けも袖のあるのが良くて、


(マエカケって死語?)


すこし薄い生地を買ってきて、長い長~~い時間をかけて、この間やっと縫い上げました。





ミシンは、旦那さんが亡くなって少ししたときに買ったものです。


悲しくて寂しくて、その感情から少しでも、逃れられるものなら逃れたくて、


ちょうどコロナの感染予防に日本中が必死になっていた時期だったから、


「よし!マスクを縫うぞ!」と。


それが、私がミシンを買うきっかけになりました。




最初のうちは夢中になって、


(休みの日、何も考えたくないから何かに没頭したくて)、


マスクも何十枚、袋物や小物、バックやエプロンも幾つも作って、


休みの日、朝から初めて、気が付けば夜になっていて、


ちょっとアブナイ人のようにミシンばっかりやっていましたが、


お陰様で随分、苦しさや寂しさを回避することが出来ました。




そしていつの間にか、だんだんに趣味が増え、


旅行に行ったり、オンラインを活用したり、


一人時間を過ごすことが上手になって来ています。






実は、まだもう一着分、生地があるのです。


まだカットもしていないけど、


今度の春までには仕上げたいと思ってるんだけど。





「いろいろ用事があるから無理っぽいなぁ」なんて思える自分が嬉しいです。


必死になってミシンにしがみついていた私が、


今はこんなふうに思えるなんて。




でも、このことを一番喜んでいるのは、


もしかすると旦那さんかもしれません。


あの人は、ニコニコ笑って元気な私が好きだったから。



毎日毎日写真に話しかけてるお陰で、


旦那さんは、私の愛が変わっていないと知ってるし、


私があっちに行ったら、また一緒に暮らすんだから、


今の私が元気に過ごしているのを、


旦那さんはとても喜んでくれてると思います。


たぶんきっと、間違いないと思います。

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