いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

羨望と尊敬(または、喜びと感謝の気持ち)

昨日、友人が訪ねてきてくれました。


(あれ?珍しい、しばらくぶりだなぁ。)と思ったけど、


安易にそれを口に出さなくって良かった。


彼は、旦那さんの命日に合わせて東京からわざわざ来てくれたのでした。




なぜ来てくれたのか気が付くのに、しばらく時間がかかってしまった。


「旦那が骨になったのは今日だったっけ?」という彼の声を聞いて、


「昨日だよ」と答えながら、初めて、あぁそのために…とわかった次第です。


私の中ではすでに、6月3日、先週の土曜日に、


悲しみと祈りの一連の儀式は終わっていて、すでにすっかり日常に戻っていたからです。





3年経つと、こうなるんだなぁ。


もちろん思い出して泣いたり、大声で名前を読んだりすることはまだまだあるけど、


でもすでに私にとって、一番守らなくてはならないものは、私自身の日常です。




だから余計にありがたかったです。


旦那さんの命日を覚えていて、訪問してくれる友人のいることが。


彼の思い出話を聞いて、


ほほえましく、旦那さんの笑顔を思い出して、


3年経っても訪ねてくれる友人がいることに、


改めて羨望と尊敬を、


旦那さんに対して抱きました。




(あの人を愛してよかった)というか、


あの人が私を選んでくれたことに、


改めて素直に、喜びと感謝の気持ちが湧きました。

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