いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

埒があきません

ねことねずみ

あれから1年経ちました。


昨年の今日、確か、回復期病院に私が転院した日です。


…ということは。


1年前の今日は、リフジン様と初めて会った日なんです。




今でもはっきり覚えてるのよ、最初の日の検査のこと。


この患者さんはどの程度ヤラレちゃってるのだろう、って調べるんですよね。


パソコンの前に座らせられて、記憶力だの何だのかんだの。


ほら、よくあるのが、なんかこまごまとした言葉を覚えさせられて、(例えば「イス」とか「帽子」とか…)しばらくしてから、「さっき覚えた言葉を言ってみてください」。


それから、「野菜の名前を思いつく限り、言ってみてください。」というのもあったな。


野菜の名前については、スーパーマーケットの野菜コーナーを思い浮かべて、それから冷蔵庫の野菜室も思い浮かべて、必死になって名前を言った記憶があります。


そのテストを私にやってくれたのが、リフジン様だったのね。


でもその当時は、私の頭の中は急性期病院のリハビリの先生でいっぱいだったから、


「うわー、今度の先生はガキンチョだ!」と思ったのを覚えてます。


私の子供みたいな年齢じゃん。


だけど頭のキレる子だなぁ、というのは思った。


話すこととか顔つきとか、一見して賢そうだったものね。


でもねぇ。 その、ちょっと賢そうな顔をしたガキンチョが、


まさかまさか、1年経っても忘れられない私の想い人になるなんて。


あの頃は想像もつきませんでした。




だいぶ、思い出す回数は減ったけどね。


でも今でもふっと思い出すことがあります。


今頃何やってんのかなぁ…なんてさ。


「今頃、もう家に着いたかな?」と思うところを見れば、


思い出すのは、私も仕事を終えた、夕方が多いのね。


でももちろん「今ごろ、リハ室のどこらへんのベッドで施術してんのかなぁ」と思い出すこともある。




悲しいけど、もう縁のない人だから。


「遊びに来なよ」って言ったけどね。


遊びに行って、何話すのさ。


でも、


「想い人さん、さようなら。」と何べん呟いてみても、


埒があきません。

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