いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

ひどいよ。

仕事中はほとんど思い出さなくなりました。


今日も朝、職場に入ってから、帰りに外へ出てくるまで、


ほとんど旦那さんのことを考えませんでした。


なにかやっていると、そのことに夢中になって気がまぎれるというか、


辛いことを思い出さずに済むんですよね。




たまに、トイレ休憩の時とか、廊下を歩いているときなど、時々思い出します。


廊下の窓から外の景色が見えるのですが、


亡くなってまだ間もないころ、その景色を見てはそのたび涙ぐんでいたので、


そこを歩く度に、あの頃の辛さを思い出します。




だけど、今は基本的に、仕事中は思い出しません。


そして、職場から外に出ても、


瞬時に旦那さんのことを思い出すことはあまりなくなりました。




職場を出てから、5分とか10分とか経ってから、


はっ!と気づく。


あぁ、そうだ、旦那さんはもう居ないんだっけ。


あぁまた寂しい気持ちになっちゃった。


……、毎日毎日、その繰り返しです。





そういう自分にちょっと罪悪感を感じるんですよね。


なんで、すぐに思い出してあげないのよ!


前はもっと、外に出た瞬間とか、更衣室で着替えているときに思い出してたでしょ。


なんですぐに思い出してあげないのよ、


あんたの愛情が小さくなったわけ?





旦那さん、旦那さん、そんなことないんだよ。


今でもずっと、大好きで愛しているんだよ。


だけど、ちょっとだけ、あなたが居ない生活に慣れてきちゃっているんだ。


だけどほら、家に帰れば、


(テレビとミシンの時間を除けば…ですけど)ずっと考えてるじゃないですか。


あなたに抱き着きたいし、


あなたにチュッチュしたいし、


いつでもそばにいて欲しいのに。


勝手に先に逝っちゃって、


ひどいよ、ひどいよ、


寂しくて悲しくて、悔しいよ。

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