いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

自分にご褒美

今日はちょっと贅沢をしました。


お刺身と牛タンを買いました。


仕事が一段落して、定時までまだ時間があったから、


お客様用のスリッパをアルコール消毒してて、


「ここ半月、一生懸命頑張ったんだから、今日は自分にご褒美だな」と思いました。




最近やっと自分でご飯を炊くことに慣れてきて、


旦那さんと食べてた時と同じように、


ご飯を炊くとき、お米にちょっと麦を入れることも再開したので、


その麦(もち麦)を買いに、帰りにスーパーに寄ったのです。




そしたら、スーパーの出入り口に、どーんと


「お刺身一皿728円」と書いてあって、しかも夕方だからさらに割り引いて670円。


ちゃんとマグロだのイカだのハマチだのが一丁前に盛り付けてあって、


税込み670円は買いだぜ…、とレジかごにポンと一つ入れました。


そしたら、となりのお肉のコーナーでは牛タンも安売りしてて、


仕事も終わって「自分にご褒美の日」だし、お刺身も安く買えちゃったし、


ちょっと太っ腹になっちゃって、牛タンもレジかごにポン。




お刺身も、牛タンも、


旦那さんと一緒にご飯を食べるようになってから、美味しさを覚えたようなものです。


私、ほとんどグルメとは程遠いし、


どちらかといえばスパゲティとかシチューとかのほうが好物だったのですが、


一緒になってから、ずいぶん食の好みも変わりました。




特に、お刺身だの生寿司だのは旦那さんの大好物だったので、


付き合いで一緒に食べているうちに、気が付いたら私も好きになっていて、


今でもたまにお寿司をスーパーで買いますが、


そんな自分の好みにびっくりしたりしています。





帰ってから、旦那さんの写真の前にお刺身をお供えしました。


だけど、お風呂入った後、お刺身はさっさと下げて美味しく戴いちゃいました。


そして、明日は休みなので、のんびりと牛タン焼いて食べようと思ってます。


たかが食だけど、でも食ですよね。


こんな小さなことだけど、


でも、気持ちの余裕ってこんなところから生まれるのかな…なんて思いました。

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