いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

雑感

来月…5月の3日で11回目の月命日でしょ、


それ過ぎたらあっという間に一周忌です。


1年か。


うそみたい。




よくよく考えてみると、


確かに時間は過ぎていて、


「ちょっと前まで一緒に住んでいた」…という感じではもう、ないんですよね。


確かに目をつぶると、


テーブルに座ってテレビを見ている横顔とか、


(実は背中だったけど)、痛いから貼って…と、サロンパスを腰に貼ったりとか、


必ず左を下にして、私に背中を向けて寝るその後ろ姿とか、


ついこの間だったような瞬間も、あるにはあるのです。




だけど、違うんだ。


やっぱり時間は過ぎてるの。


この部屋ではもう、私一人で過ごした記憶のほうがずっと多くて、


あなたの記憶は日に日に薄れていくのです。




それが無性に寂しくて、


なんだか申し訳ない気持ちもあるし、


だけど、


1年経ったらもっと、気持ちの負担は軽くなっているのかと思ってました。


確かに、亡くなった直後よりはずいぶん負担は減ったけど、


1年って、もっと楽だと思っていたよ。


正確には、1年にはまだもう少しあるけれど、


でもここのとこ、ずっとこんな感じだから、


たぶん、あと1ヶ月後も大して変わりはないと思います。





でもさ、突然だけど、


こんな気持ちでずっと過ごしてられているんだから、


私って偉いと思います。


よくもまぁ、ぶれもせず日常を続けていられるものです。


誰も褒めてくれないから、自分で自分を褒めてあげようと思います。

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