いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

2年ぶりのお月さまの写真

中秋の名月。


今年は写真を撮る気になりました。


一昨年撮った写真(昨日のブログにリンク先を載せた写真です、旦那さんが亡くなった年に撮った写真)と同じく、


我が家のベランダから撮ったんだけど、方向的には東に近いです。


つまり一昨年より早い時間(8時ごろ)に撮りました。


たぶん、一昨年の写真は10時ごろに撮ったんだったかなぁ、と


一瞬、思い出に浸りました。





あの頃の私って、


旦那さんが死んじゃって間もなかったから、


弱々しくて、ご飯食べてるからとりあえず生きてるみたいな感じで、


本当に、その生命力のなさは、可愛そうで抱きしめたくなるほどです。


何も考えられない状態で、でも、生きてかなきゃとだけ思ってて、


ただただぼ~っとしてるしかないのだけど、


だけど彼女なり(私なり)には一生懸命なのだもの。




あの「とりあえず生きなきゃ」という思いは、本当に「尊い」という言葉が似合います。


我ながら、あの頃の自分を本当にすごいと思う、尊敬に値します。


多分、今の私だったら、あんなものすごいエネルギーは出なかったと思います。


なんせ、あの頃の私の原動力は「旦那さんの死」だったから。


「あの人が守ってきた諸々のものを、今度は私が守らなきゃ」という


強い強い必死の思いがあったためです。






今年撮った写真は、カメラのせい(?)で、


月明かりがまるっきり飛んでしまいました。


本当はもう少し明るくて、家並みなども見えるんですけど、


機械が苦手で全部自動で撮るから、こんな写真になっちゃいました。


でもこれはこれでよし、なんだか不思議な感じに見えませんか?

×

非ログインユーザーとして返信する