2年ぶりのお月さまの写真
中秋の名月。
今年は写真を撮る気になりました。
一昨年撮った写真(昨日のブログにリンク先を載せた写真です、旦那さんが亡くなった年に撮った写真)と同じく、
我が家のベランダから撮ったんだけど、方向的には東に近いです。
つまり一昨年より早い時間(8時ごろ)に撮りました。
たぶん、一昨年の写真は10時ごろに撮ったんだったかなぁ、と
一瞬、思い出に浸りました。
あの頃の私って、
旦那さんが死んじゃって間もなかったから、
弱々しくて、ご飯食べてるからとりあえず生きてるみたいな感じで、
本当に、その生命力のなさは、可愛そうで抱きしめたくなるほどです。
何も考えられない状態で、でも、生きてかなきゃとだけ思ってて、
ただただぼ~っとしてるしかないのだけど、
だけど彼女なり(私なり)には一生懸命なのだもの。
あの「とりあえず生きなきゃ」という思いは、本当に「尊い」という言葉が似合います。
我ながら、あの頃の自分を本当にすごいと思う、尊敬に値します。
多分、今の私だったら、あんなものすごいエネルギーは出なかったと思います。
なんせ、あの頃の私の原動力は「旦那さんの死」だったから。
「あの人が守ってきた諸々のものを、今度は私が守らなきゃ」という
強い強い必死の思いがあったためです。
今年撮った写真は、カメラのせい(?)で、
月明かりがまるっきり飛んでしまいました。
本当はもう少し明るくて、家並みなども見えるんですけど、
機械が苦手で全部自動で撮るから、こんな写真になっちゃいました。
でもこれはこれでよし、なんだか不思議な感じに見えませんか?