いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

もう確かめようのないこと

夜になれば、クリスマスのイルミネーションは


まだあちこちに光っていますが、


今、帰り道にそれを見ても、昨年暮れのような苦しさはありません。


もちろんいろいろ思い出せば悲しくなるけど、


でも、年末の世間のあの浮いた雰囲気というか、


こっち側は、おいてきぼりを食らった孤立感というか、


お正月が終わってあの感じが薄れたぶん、だいぶ救われてる気がします。




でも今日、テレビで北関東のイルミネーションのロケが映ってて、


やっぱりチャンネルを変えたくなりました。


もし旦那さんとふたりで行った場所なんか映っちゃったら、


絶対耐えられない…とか思って、


リモコン持って、いつでもチャンネル変えられる体勢でテレビを見ていた私です。




今日は休みだったのですが、


薬もらわなきゃならない2病院を掛け持ちをして、


ついでにラーメン外食したり、ダイソーに行ってマスクのゴム買ったり、


ドラッグストアでめぐりズムも買いました。




私はもともと一人で外食というのができなかった人なのですが、


旦那さんが亡くなってしばらくして、


なんだか気分を変えたくなって、ひとり外食にチャレンジをしたのです。



最初は外食にすごく心の準備が必要でしたが、


今はもう、全然普通に外食するようになりました。


(最近のコロナ禍も手伝って、ひとり鍋とかひとり外食とかが増えてるぶん、


私的にはずいぶん助かってます。)


今日はラーメンだったけど、この間なんか、ひとり焼肉を食べに行ったんですよ。笑。




めぐりズムは最近少しハマっています。


旦那さんがいなくなっちゃってから、


ダブルベッドにポツンとひとりで寝るわけですが、


シーツや布団の冷たさに慣れるのに結構時間がかかりました。




寂しくなって悲しくならないように、


浅くなってしまった眠りを、少しでもちゃんと寝られるように、


私なりに少し工夫をして、


エッセンシャルオイルをアロマプレートに垂らすとか、


寝る前のスマホを本に替えるとか、


めぐりズムもそのひとつです。





随分前、まだ旦那さんも元気だったころ、


私はもともと眼精疲労があっため、試しにめぐりズムをひと箱買ってみました。


目用のホッカイロみたいなもので、香りが何種類かあります。


寝る前に目のところに貼って、温めることで眼精疲労を取るというものです。


そしてその時、買ったはいいが、


そのまま、引き出しにしまい込んでいたのを思い出したのです。





今こそ使ってみようと出してきて見てみたら、


なぜか、一つ無くなっていました。


使った記憶はないし、


だけど旦那さんは、私が買ってきたものを黙って使う人じゃなかったし。


私が旦那さんに、試しに使ってみたら、と渡したのかな。


よく覚えてない。





こういう「もう確かめようのないこと」って時々あって、


「あんたが使ったの?」なんてもう絶対に確かめられないわけだから、


もんもんとしてしまって基本的に嫌だけど、


でも、考えようによっては、話が完結していないぶん、


なんだかまだ旦那さんが身近にいるような気持ちも少しして、


なんかちょっと揺さぶられます。




結局、残りのめぐりズムはそろそろ全部使い切ってしまうため、


今日新しいのをひと箱買ってきました。


数量限定販売の「幸せ届け!櫻の香り」。


さっそく今夜使ってみようと思っています。

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