いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

折れ線グラフ

ギャン泣きする回数は、前より少なくなったけど、


でも、まだまだ泣きます。


大事に心の中にしまってある思い出を、自分から掘り出しに行くことが多いです。


片方の自分は、


「悲しんだって戻ってこないし、泣いてばかりいたら旦那さんが悲しむよ」と言うけれど、


「だって悲しいんだもの。泣きたいんだもの」ともう一人の私が言います。


どちらも私自身で、


ひとりの私は、「悲しい気持ちはつらいからもう嫌だ」と言っているし、


だけど、泣いて叫んで、辛い気持ちを昇華させたいと思っているのも私です。




でも、心の自動ブレーキはちゃんと働いているらしいです。


スマホに録音してあるのを見つけた、留守録の旦那さんの声は、


見つけた時に一度聞いたきりで、その後は聞いてません。


懐かしい声を聞いたら、あんまりにも悲しくて辛すぎて、


気持ちがぐちゃぐちゃになるから、だから怖くて聞けないのです。




亡くなってから間がないころに、パソコンで思い出の写真を見ていて、


おとっときの素敵な笑顔の写真があるのを知っているのだけど、


印刷して飾ることができずにいます。


あんな最高の優しい笑顔の旦那さんを見たら、


「なんで死んじゃったのよ」「会いたいよ、会いたいよ」と


見る度に涙でぐちゃぐちゃになりそうで、


怖くて印刷できずにいるのです。




皆さんこんな感じなのかしら。


気持ち的に楽な日もあり、今日みたいにたくさん思い出して辛くなることもあり、


泣く日もあり、泣かない日もあり、


こうやって、ジグザグの折れ線グラフみたいにいろんな毎日があって、


そのうちグラフの高低差が小さくなっていくのかな。




悲しくて寂しい日が続くけど、


「もう二度と会えない」ではなく


「私があの世に行ったら、また楽しく一緒に暮らす」日を楽しみに、


神様が決めた日まで、できるだけ前向きに行こうと思ってます。

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