フェーズ(2)
閉幕式を見ながら、涙が出てきちゃいました。
激動のTokyo2020、
2013年の「お・も・て・な・し」に始まり、今日の閉会式を迎えるまでの間。
それにだぶって、同じ時に私が経験したいろんな思いが一度にこみあげてきて、
涙が止まらなくなりました。
つまり、オリンピックの内容とはほとんど関係のない涙です。苦笑。
(好きだから、卓球だけは始めから終わりまで見てました。
ミックスダブルスで中国に勝った時、
部屋で一人で、手ばたきして雄たけびを上げて喜んでました。)
なんだろう。
オリンピックが終わった今、まったく先が見通せない未来への不安があります。
今まではとりあえず、頼りになる旦那さんが居たから、
まず第一に、旦那さんと一緒に暮らしていく…という大前提のもとに未来がありました。
だからその未来は、希望の未来ではないにしろ、旦那さんが居るからそんなに怖くなかったのです。
しかも、オリンピックは2人にとって共通の未来だったから、旦那さんがいなくても、今日まではなんとなく、見取り図かありました。
だけど明日からは、私には見取り図がありません。
そして、感染症とか自然災害とか、良くないニュースばかりが聞こえてきています。
いろんな意味で、何があるか全く予測のつかない未来があり、
これから先の時代への強い恐怖感があります。
未来に何が起こるかさっぱりわからない。
それに向かって今、とりあえず、一人で歩いて行こうとしています。
不穏な今の時代、一人で暮らすって、かなり勇気がいるようです。