いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

PCR検査

唐突ですが、


実は今日、生まれて初めてPCR検査というものを受けました。




昨夕から割と辛いのどの痛みがあり、風邪ひいたかなぁと思っていたのですが、


え? もしかしてコロナ?


ゴールデンウィーク中にどこにも出かけなかったわけじゃないし、


いくら居宅と言ったって、老人介護の職場に勤める身としては、


一応やっぱり調べたほうが良いのかもしれないな。


私が原因でもしクラスター…なんてことになったら洒落にならないし。




今朝、意を決して、まずは保健所に電話をしたのですが、


そろそろまた感染者が増えてきているからなのか、


少なくとも私の住む市では、検査キットが足りていないんだそうです。


検査をやってくれる病院やクリニックをいくつか教えてもらい、


電話をして聞いてみて、


やっと4軒目で、検査をしてくれる病院を見つけました。


しかも混雑しているから、検査申し込みは10時までしか受け付けません、と言われて、


あわてて家を出ました。





救急入口から入ると、検査を待っている人が7~8人いて、


なかには、ゴホゴホと頻繁に咳をしている人もいました。


観光地よりなにより、一番感染リスクが高い場所なわけで、


移ったら怖いから、すみっこのほうで、名前を呼ばれるのを立って待っていました。


そして、氏名や症状の聞き取りがあった後に携帯電話の番号も聞かれて、


しばらく自分のクルマの中で待機して、検査の順番を待ちました。





今日検査に行った病院が、旦那さんが息を引き取った病院ではなくて何よりでした。


救急入口の前にある駐車場にクルマを停めて、呼ばれる順番を待っているわけなので、


救急車が入ってくるのが見えました。


運ばれてきた患者さんは、ちょうど年格好が旦那さんと同じくらいの人だったし、


何よりきっと、入ってきた救急車は、


地理的に、たぶん旦那さんを運んだ救急車と同じだと思うのです。


あの時は、私も同乗して病院まで行きましたが、


その時のことを、ついこの間の事のように思い出してしまいました。





PCR検査は、テレビで見たことあったけど、


ほんとに、これでもかというほど、鼻の奥のほうまで棒を突っ込むのね。


「みなさん、痛がるんですよね~、ほほほほ。」と、


検査する女性が、妙な高笑いをしたのが印象に残りました。




クルマの中で結果をしばらく待って、検査結果は陰性でした。


のどの痛み止めの処方箋だけもらって、帰ってきました。


今日はとりあえず体を休めるように、と上司からの指示があったので、


久しぶりで昼寝をして、病気のせいか疲れていたのか、起きたらすっかり暗くなっていました。




これで職場にも胸を張って行けるし、本当に安心です。


だけど、病気じゃないから保険効かないのね。


結構高額なお金を請求され、ちょっとびっくりしましたが、


でも、なかなかできない経験をしたということで、割り切ろうと思っています。

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