いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

テーブルのあっち側半分の話

以前、旦那さんと二人で仲良くご飯を食べていたテーブルは、


今は、私専用です。


食事だって、何か作業をするにしたって、


今は、私がテーブルを一人で広々と使うわけです。


なので、最初のうちこそ前の様相を保って、スッキリ広々のテーブルだったのですが、


テーブルのあっち側半分は、使う人が居ないわけなので、


いつのまにやら、その「あっち側半分」に、


ペン立てやら、本や雑誌を置きっぱなしにしていたり、食べかけのミカンを置いていたり、


なんだか、まるで子供の学習机のように雑然としてしまっていて、


どうにかしたいなー、と常々思っていました。






安くて、小さな棚を見つけました。


下にゴロゴロがついていて、可動式のものです。


これに、ペン立てやら本やらを片付ければ、


テーブルが、旦那さんが居た時のように広々、スッキリするではないか。




今日は休みだったので、冷蔵庫を本決めにして納品の日取りを決めて、


帰りに、ゴロゴロ付きの棚をひとつ買ってきました。


机の上に載っていたものをあらかた整理して棚に移したら、


テーブルの「あっち側半分」がスッキリして広々として、


そしたら、気持ちまで不思議なほどスッキリして、自分で驚くほどでした。





なんだかちょっとだけ、タイプスリップしたみたいな気分です。


旦那さんが居たころの、リビングに帰って来たような。


そんなの、ただの気のせいなんだけど、


気持ちのスッキリだけはしばらくの間続いていて、


ちょっと嬉しい時間でした。


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