いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

過去になること、忘れること。

明日は休みを取っており、


月に一度の整形外科の受診の日です。


回復期リハビリテーション病院を退院したのと同時に、


私の主治医は急性期病院での担当医に戻っていて、


だから、リフジン様の病院に行くのではありません。




でも、私が好きになった一人目の彼は、急性期病院のリハビリの先生なので、


「明日、会っちゃったらどうしよう!?」と少々ビビっています。


会っちゃったらなんて言えばよいんだろう!? 


入院してた時、告っちゃったのに。 ははは。




前にも書いたけど、これもまたイケメンさんで、


流石にもうすぐ50歳になる人だから、それなりに大人だし、


こちらは正攻法でトライしました。好きだって言ったの。




実はこちらもちょっといい感じ…までは行ってて、


最後の日お別れの時なんて、


お互い手を握り、見つめ合ってサヨナラをしたんだよ。


(手を握り…ってただの握手だろー、なんて言わないで! めっちゃ濃厚だったんだから!! )


(思い出すとちょっとそのロマンチック♡さに震えます。すっごいステキな時間だった。)


でも結局、そこから進展はなし、でした。




今までに何度か私、入院とリハビリを繰り返していて、


その度に、入院棟の看護師さんやリハビリの先生とは、そこで関係がバッサリ切れます。


それを知っていたから、リフジン様には電話番号を渡したんだけどね。


結局、どう抗っても結果はいつも同じ。


必ず、別れが来ます。




わー、でも、もし明日会っちゃったら、絶対恥ずかしいなぁ、


あんな別れ方をした手前。


「お元気ですかぁ~」なんて、そんなマヌケな挨拶できないし。


明日もまた、この間と同じように、


なるべく目立たないようにサササササッと、帰ってくることにいたします。





でもさ、


今もし彼に会っても恥ずかしいだけで、


たぶん私、なんのトキメキもないのよね。


つまり今は、彼に対して何の感情もわきません。




何が言いたいかって、


結局もう近いうち、リフジン様に対しても、たぶんそうなってしまうだろうってこと。


あぁ、そんな人もいたわね、って。 それだけ。


今頃元気でやってんのかしら、なんて。




それが時間というものだろうし、


「忘れる」というのはヒトが健康に生きるために、神様から与えられた反応だそうですから、


それもまた良し。




ですがそれを考えただけで、寂しくて胸が張り裂けそうです。


少なくとも、今の私は。


あの人が、ただの「他人」になってしまうなんて、


少なくとも今の私には耐えられません。

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