いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

悲しい気持ちのブログ記事

悲しい気持ち(ムラゴンブログ全体)
  • 35回目の月命日

    新しいパソコンで初の投稿です。 ゴールデンウィークに新しいパソコンに取り換えるアイデアは、 我ながら大正解でした、笑。 会社で普通にそんなに古くない(つまりレンタルの)パソコンを使っていますけど、 やっぱり慣れないパソコンを自分用にカスタマイズするのは骨が折れます。 それに、ファイルの移し替えとか... 続きをみる

  • うつろうままに

    今日、職場であったこと。 お客さんの一人が救急車で運ばれました。 私の勤める事業所から、 ヘルパーさんが、いつもどおり訪問介護に向かったわけですが、 お客さんの家に着き、チャイムを鳴らしても鍵が閉まったままだったそうです。 そして、「倒れてしまって動くことができない、助けて欲しい」と 叫び声が聞こ... 続きをみる

  • 日の長さに助けられ

    今日は夏至だそうですね。 朝早くから明るく、夕方が日の長い、今の季節が大好きです。 これから先は日がだんだん短くはなってゆくけど、 夏の間、しばらくはまだ日の長い日が続くから、うれしい。 2年前の今ごろは、旦那さんが亡くなってまだ間もない頃なので、 この日の長さ…というか明るさが、とてもありがたか... 続きをみる

  • 二人で過ごした最後の日

    朝にめっぽう弱い性質で、 いつも目覚ましを5~6回止めないと起きられないのですが、 今日はパッと起きました。 近くの道路を救急車が走って行く音が、聞こえたからです。 今朝の救急車で、どんな方が、どんな症状で運ばれたのかはわかりませんが、 2年前の明日、6月1日の早朝に旦那さんは救急車で運ばれました... 続きをみる

  • 忘れること

    夕食を食べようとして、 自分のご飯茶碗を食器棚から出したとき、 「あれ?」と思いました。 そういえば旦那さんのお茶碗って、どんな模様だったっけ? 自分でも驚いてしまったのですが、すっかり忘れているのです。 亡くなってすぐの頃、 旦那さんの持ち物を見ると悲しくて、 見たくないのだけど、どこかに閉まっ... 続きをみる

  • 思い出したくない気持ち

    ほんとうは今日、 旦那さんと一緒に一昨年見た桜の写真をアップしようかと思っていました。 あの、人っ子一人いない寂しい桜並木を。 寂しい風景ですが、 まるで旦那さんを失った当初の私の心象風景のようだし、 同時にとても美しくて、 私にとっては、本当に忘れ得ない写真の一枚だからです。 アルバムを見て当日... 続きをみる

  • 日常と非日常

    隣県の友人としばらくぶりで電話をしました。 今日、電話して話をすることを、あらかじめ約束してあったのです。 ちょっと用事があったから約束をしていたのですが、 今日の電話…何時間も喋っていた(!)のだけど…、 旦那さんの話は全く出ませんでした。 その友人は旦那さんの事を知ってるし、以前、何度も顔を合... 続きをみる

  • あの頃。

    今日、久しぶりでお会いした知人とお話をしました。 70歳を越したご婦人なのですが、ご主人様は健在なのだそうです。 「私は足が悪いから、洗濯物を干すときに、 シーツやバスタオルなど大きなものは主人が干してくれるのよね」 と嬉しそうに。 「あらぁ、ご主人お優しいんですね~」とゴマすり気味に言ったけど、... 続きをみる

  • クリスマスに思う

    私たち2人とも…というか、 私が、イルミネーション大好きだったから、 この季節になると、あちこち、よくふたりで見に行ったものです。 クリスマスが近いから、 ここ何日か、テレビでいろんな場所のイルミネーションの報道をやってますが、 それを見るたび、ふたりで見に行った事を思い出して、悲しい寂しい気持ち... 続きをみる

  • 確かめる術がない

    なんでこんなところにプラスチックの小さなフックが貼ってあるんだろう? …なんて思うわけです。 何をひっかけるつもりでこれを貼ったんだろう…、あの人。 部屋のあちこちに、旦那さんの気配が残っています。 旦那さん手作りの室内干しのスタンドには、 黒いビニールテープが巻きつけてあって、手作り感が満載だっ... 続きをみる

  • 思い出したくないのに。。。

    びっくりしました。 この間から職場に派遣で来ている女性が、 旦那さんと私が以前いたアパートに、住んでいることを知ったのです。 引っ越してきたのは1年前なのですって。 彼女と私は隣同士の机なので、おしゃべりをしていて知ったのですが、 住所を聞いたら、なんとまぁ、住んでた部屋まで隣同士ではないですか。... 続きをみる

  • 消えてしまった幸せ

    幸せってずっとは続かないんですよね。 旦那さんとの別れで、それは思い知りました。 だけど、実際に旦那さんが居なくなってしまうまでは、 その幸せはずっと続くと、信じて疑わない自分が居ました。 今考えると変なのですよね。 いつも凄く恐れてはいるわけです…旦那さんが居なくなってしまうことを。 旦那さんの... 続きをみる

  • もうすぐ1年半経ちます。

    とほほ…という感じです。 うわ~来た~、とも思います。 何が来たかって? 家電が壊れることが連鎖する…という、アレ、です。 先日ソーラーライトの光がすっかり弱くなってしまったことをお話ししましたが、 その後、CDプレイヤーが壊れ、 次に…これは壊れたのではないけど、電気毛布を買わなきゃ…と思ったこ... 続きをみる

  • もどりつつある日常

    テレビで言ってました、もどりつつある日常………だってさ。 コロナも少し落ち着いてきて、今日はとうとう死亡者がゼロになり、 ショッピングもグルメも観光もレジャーも何もかもが、 2年弱の期間を経て、やっと日常を取り戻しつつあるそうな。 ふん、と思ってしまいます。 私には、決して日常なんて戻ってきません... 続きをみる

  • 寂しい季節

    今までも何度か、クリスマスがキライだ、嫌だ、…とお話ししていますが、 今日は、とうとう帰り道で、 杉だか松だかに飾られたクリスマスツリーを見つけてしまいました。 ああー。そんな季節か。 もう暗かったから、家の庭に、クリスマスツリーは白い電飾で上品にピカピカ光って、 道路から少しい離れた家だから、気... 続きをみる

  • まざまざと思い出す

    んー。せっかくジャズのCD買ったけど、 ちょっとダメみたいです。 思い出すときは、やっぱり思い出してしまうみたい。 ジャズを聴いてたら、確かに思い出す頻度は減るけど、 今日あたりは結局辛くて、途中でテレビの音に切り替えてしまいました。 こういう時、亡くなる直前のいくつかのシーンが、頭から離れなくな... 続きをみる

  • 楽になりません

    旦那さんが亡くなってそんなに時間が経たない頃は、 1年ぐらい経ったら少しは気持ちが楽になるのかな…なんて思っていました。 確かに、愛する人を失った直後の、あのどうしようもない感覚は影を潜めたけれど、 結局、根底にある喪失感は変わらないんだなぁと、最近よく思います。 今日、以前ふたりで住んでいたアパ... 続きをみる

  • 思い出がまたひとつ

    思い出の場所が一つ、失われてしまいました。 通勤道路沿いにあった結婚式場で、 夜になると建物がいくつもきれいにライトアップされていて、 クリスマスには特にオーナメントが奇麗な箇所だったのですが、 今日職場で、そこが倒産してしまったという噂を聞きました。 恐る恐る帰りがけに見たら、確かにライトが全部... 続きをみる

  • 悲しみの小休止

    考えてみれば、私はあまり感情を表に出さないタイプのようです。 だからもちろん職場で、悲しいとか言ったことないし、 旦那さんの話はほとんどせずに、今日まで来ました。 たぶん職場の同僚には、 「旦那さんとそんなに仲良くなかったんだな」とか、 「他に好きな男が出来たんじゃないのか」とか(バカヤロー)、 ... 続きをみる

  • オリンピック、見せたかったなぁ。

    オリンピックが始まって、なんだかちょっとだけウキウキします。 私はそんなにスポーツ番組が好き…というわけでもないのですが、 旦那さんが居たら、喜んでテレビを見ていただろうなぁと思います。 それに、この一種 独特なオリンピックの雰囲気に呑まれるというか、 特にスポーツ好きでもない私が、テレビの前で日... 続きをみる

  • テレビで。ひとりっきりで。

    今日は珍しく、リビングにパソコンを持ってきて、 テレビを見ながらこれを書いてます。 もちろんオリンピックの開会式です。 本当なら、今ごろ一緒に見てるはずだったのになぁ、なんて思うと、 もう涙がポロポロ、何度拭っても涙が出てきます。 籍が入っていたわけではないので、旦那さんの位牌は手元にないのですが... 続きをみる

  • 思い出の写真

    パソコンに入っている写真をバックアップするために 先日、USBを買ってきました。 旦那さんがまだ生きていた頃、途中まではやってあったのですが、 1本目のUSBがいっぱいになっちゃって、そこでストップしてたのです。 だいたい、全体の半分くらいがまだだったから、 1本目と同じ容量のUSBを買ってきたの... 続きをみる

  • 思い出の場所

    去年のこの時期、もうすぐ父の日だから、 離れて住む実父にいつものとおり菓子折りを送らなきゃ、と、 旦那さんが亡くなって半月も経たないのに、 まるで気持ちも足もずるずると引きずる思いで、 近くのデパートの食品売り場に出かけたのを思い出します。 今年は今日、去年と同じデパートで、いつものお菓子を父に送... 続きをみる

  • 買い物履歴

    ボールペンの替え芯がもうすぐ無くなるから…と、 前に通販で箱買いしたのを思い出し、 久しぶりでLOHACOで買い物をすることにしました。 前に替え芯を買ったのは2年ぐらい前? 買い物履歴から、以前買った芯を探すことにしました。 見れば悲しくなるのはわかってたけど、一番手っ取り早いから。 買い物履歴... 続きをみる

  • コロナなんて無きゃよかったのに。

    5月になりました。 ゴールデンウィークは昨年よりは少し、皆さん活動的ですね。 去年の今ごろは、世の中の皆さんと同じように、 私も旦那さんも閉塞感半端なかったです。 なんだかすごく用心深くコロナを警戒していたし、 第一私の異動先が土日祝休ではなかったのと、 昨年の今ごろはもう、旦那さんは今一つ元気じ... 続きをみる

  • 悲しい桜花(2)

    クリスマスはきっと辛いんだろうなぁ…と、割と容易に予想が付いたのですが、 桜の季節がこんなに辛いとは思いませんでした。 なんで…? 日本人だからとか関係あるのかしら? 赤でも白でもない、あのもやっとした桜色が、悲しみを誘うのかしら? もしかしたら、 この間お話しした「木の芽時」とかも関係あるのかも... 続きをみる

  • 10ヶ月前のあの日

    10ヶ月前の今ごろは…と、今日何べんも思いました。 10ヶ月前、昨年6月1日に旦那さんは駐車場で倒れて、 そこから私の人生はまるっきり180度、変わってしまいました。 それまでの幸せだった普通の日々が、 花びらが一枚一枚散るように、私の手から離れていきました。 前の日の晩に、 一緒に晩御飯を食べて... 続きをみる

  • 悲しい桜花

    これからは日も伸び、だんだん温かくなります。 木は芽吹き、いろんな花が咲き乱れ、生き物も活発にその生命力を発揮する そんな春が、私たちふたりは大好きでした。 そしてそれらの喜びを象徴するかのような、桜の花がとりわけ好きでした。 だから旦那さんとは、桜の名所と言われる場所に随分出かけたものです。 目... 続きをみる

  • 嫉妬

    もともとそんなに友達が多いほうではないですが、 旦那さんとの共通の友達以外とは、 最近ほとんど電話もしていませんでした。 子供の頃の友人で、 いまだに付き合いのある人がいるのですが、 彼女としばらくぶりで電話で話したいなぁと思って、 この間、ラインしたのです。 同窓会で会って以来、しばらくぶりのラ... 続きをみる

  • 救急病棟のこと

    昨晩、さきほどまで普通にお話ししていた友人が 急に黙りこくって下を向いているので、 あれ?と思って見たら、 青ざめた顔をして意識がない様子、少し嘔吐さえしていたので、大変あわてました。 友人何人かで役割を分担し、救急車を呼ぶ者、声掛けをする者、嘔吐物を拭き取る者。 救急隊の人が来て救急車に運び入れ... 続きをみる

  • ケーキをお供え

    髪を切って、帰りに買い物をして、 旦那さんの月命日にはケーキを買って、お供えしました。 お酒は飲まない人でしたが、 食べ物の好みは、まるで酒のつまみのようなものを好む人で、 だけど、ケーキとか、シェイクとか、甘いものも好きでした。 シェイクが好きなんて、まるで子供みたいだけどね。 おかしな人でした... 続きをみる

  • 月命日

    明日休みなので夜更かししているうちに、 9回目の月命日になってしまいました。 最近反省して、あまり夜更かししないことにしてたのだけど、 まぁ、今日だけいいことにします、思いを綴りたいですし。 このアパートに越してきてから9ヶ月半で旦那さんは逝ってしまったので、 もうすぐ、この家では私の一人暮らしの... 続きをみる

  • 不公平だよ

    仕事中は思い出さずに済むのですが、 ひとりでいる時は、ダメです。 思い出して、気持ちが沈みます。 9ヶ月前の今ごろ、もう救急車で運ばれて病院に着いた頃だな、とか、 今ごろ、先生から(助かる見込みがほぼないという)説明を受けた頃だったな、とか。 なんていうんだろう、あの時の独特の心理状態。 ゼリー状... 続きをみる

  • あの頃の私に戻りたい

    数日前、職場で写真を1枚渡されました。 1年半くらい前に撮った、私自身の写真です。 今の部署に異動になった時に撮ってもらったもので、 職員全員の写真に混ざって、私の写真も壁に貼られていました。 髪切ってから少し経ってて、ちょっとぼさぼさ頭だし、 なんだかぼけっとした表情をしてるし、 何より、ずっと... 続きをみる

  • 予感

    もしかしたら旦那さんはわかっていたのかもしれません。 自分の命がもうすぐ尽きるということを。 体調が悪いといっても背中の痛みが主だったのですけど、 そしてそれこそが梗塞の前兆だったわけなのですけれど、 当時の旦那さんと私はそれを知る由もなく、 だからこの幸せはずっとずっと続くものだと…、 少なくと... 続きをみる

  • 2020年がもうすぐ終わります

    2020年。 なんという1年間だったのでしょう。 思い返せば1年前、2020年のお正月にはまったく何の根拠もないままに、 いつもの年と同じように 「今年も間違いなく普通に平和な1年になるはずだ」という確信がありました。 だからテレビで「ゆく年くる年」なんかを見ながら、 お互いににこにこ笑顔で「今年... 続きをみる

  • あっち側

    あちらこちらの家に小さなイルミネーションが光っていて、 テレビではクリスマスだ、年末だ、と楽しそうな話題をやっていて、 今日なんか金曜日だから帰りの道路も混んでいるし、 みんな家族連れ、恋人同士で年末を楽しんでいます。 なんで私ばっかり寂しいんだろうと思ってしまって、 最近は、仕事の帰り道にクルマ... 続きをみる

  • 涙が止まらない

    あしかがフラワーパークが5年連続で イルミネーションのランキング全国第一位になったそうです。 私としたら、思い出に泣くしかありません。 私、花火とかイルミネーションとか、ヒカリモノ(?)が大好きなので、 そのテの観光地には、ずいぶんいろいろ連れて行ってもらいました。 あしかがフラワーパークにも何回... 続きをみる

  • 半年経ったけど

    半年が経って、いろんなことがちょっとずつ 変わってきているのだとは思うのです。 この間気が付いたのですが、 10月の半ばあたりから、以前のようにテレビを普通に録画するようになりました。 面白そうだから撮っておいて後で見よう、とか、 普通に考えるようになってきています。 以前はそういう余裕がなくって... 続きをみる

  • 半年前…最後に会った日

    6ヶ月前のちょうど今日、この時間、 私が最後に旦那さんに会っている時間です。 …とは言っても、旦那さんはもはや意識はなく、 酸素マスクをして、たくさんの管が繋がれていましたが。 コロナ禍ではありましたが、 ICUは、旦那さんが倒れた6月1日から制限が緩和され、 時間は限られていましたが、面会するこ... 続きをみる

  • 半年前を思い出して

    昨日、一昨日あたりから、 6ヶ月前の今日は…、今頃の時間は…、と 思い出してばかりいます。 6ヶ月前の今日は、旦那さんが倒れた日だから。 ちょうど6ヶ月前の今の時間は、 旦那さんはもう意識はなく、ICUにいました。 コロナ禍だから(?)、面会できる時間はICUでも決められていて、 今の時間はもう私... 続きをみる

  • もうすぐ6ヶ月経ちます

    11月も末です。 旦那さんが倒れたのは6月1日だったので、 6ヶ月前の明日(ちょっと言い方がヘンですが)、倒れました。 前の晩(ですからちょうど6ヶ月前の今日)、 そろそろお風呂に入ろうと私が湯舟を洗っていたら、 外から「すみませ~ん」と声がしたのです。 リビングにいた旦那さんが玄関に出たら、 2... 続きをみる

  • カレンダー

    昨日と今日は連休だったので、いろいろ用事を済ませました。 タイヤ屋さんに行って、この間買っておいたスタッドレスタイヤに取り換えてもらいました。 15分くらいで取り換えてもらえて、夏タイヤは預かって貰えるので本当に助かる!…と感動してます。 今までは、いつも旦那さんが取り替えてくれて、 使わないほう... 続きをみる

  • すきま風

    心の中は、今日もすきま風が吹いています。 あなたが生きていたころは つらいことかあっても、悲しいことがあっても 心に空いてしまった空洞は、全部あなたが埋めてくれてたのに。 あなたの穏やかな笑顔見れば、あなたの野太い声を聞けば 嫌なこと全部忘れられたのに。幸せなお姫様に戻れたのに。 今はもう何もあり... 続きをみる

  • 涙の理由(わけ)

    一昨日の記事を読んでくださった方から、以下のコメントを戴きました。 最後に旦那様に掛けた言葉は、旦那様とこれからも普通に一緒に生きていくんだということを、前向きに考えていたからこその言葉だと私は思いました。 ご自分を責めることはないと思います。 ねことねずみさんと旦那様が積み重ねてきた十数年の絆の... 続きをみる

  • 悲しい風景

    仕事の帰りに、家に向かっているクルマの中から、 うちのアパートのベランダがよく見えます。 まっ暗やみでした。 クリスマス・イルミネーションは光っていませんでした。 去年の今日は、仕事帰り、家のベランダに光っているはずのイルミネーションが 楽しみで、わくわくしながら家に向かったものです。 旦那さんが... 続きをみる

  • クリスマス・イルミネーション

    夜中ふと目を覚まして、「あれ?旦那さんがいない??」と初めて寝ぼけました。 今まで1度もありませんでした。 緊張状態が続いているというか、朝起きたその瞬間から、旦那さんはもう居ない…ということがはっきりわかっている状態がいつもでした。 だけど今早朝、目を覚まして、私の左となりに寝ているはずの旦那さ... 続きをみる

  • 時代(中島みゆき)

    2か月ぶりになってしまったのですが、髪をカットしてきました。 なじみの美容室でいつも同じ人に切ってもらっており、付き合いが長いので、旦那さんが亡くなったことも知っています。 亡くなった次の日、コロナ禍でしばらく美容室に行っておらず髪がボサボサだったので、 お通夜お葬式のため、仕事帰りにがんばって美... 続きをみる

  • 5回目の月命日です

    旦那さんがいなくなって5ヶ月が経ちました。 5ヶ月前のあの日、あなたは逝ってしまいました。 早朝、病院から電話がかかってきて、「今、息を引き取られました」と。 その瞬間まで、旦那さんが死んでしまうかもしれないことが信じられなくて、 意識のない状態は2日間続いていたわけだけど、 でも、どこかでそれを... 続きをみる

  • プチトマト

    前にも何度も書いているけど、 旦那さんがいなくなってから、キッチンに立つのが嫌になりました。 (旦那さんが生きているときは、一応作ってたんですよ。 決して上手じゃないし、簡単なものしか作れなかったけど、 旦那さんは(他に言いようがなく?)「おいしいよ」と よく言ってくれたものです。) でも、旦那さ... 続きをみる

  • あの場所で思ったこと

    5ヶ月弱ぶりに旦那さんが息を引き取った病院に行きました。 …と言っても、健康診断が目的です。 皮肉な話ですが、 今日は私が健康に長生きするために、 旦那さんが亡くなった病院に行きました。 そのことも手伝って、 精神的にだいぶ揺さぶられた一日になりました。 大きな総合病院ですから、 私が健康診断を受... 続きをみる

  • もう戻らない日々

    旦那さんと暮らした年月は、 私が人生〇十年生きてきて、一番楽しい嬉しい12年間でした。 …というよりか、旦那さんと出会うまで、 正直私は、自分の人生を楽しい嬉しいとは感じなかった人なので。 ただ惰性で生きていたというか、死ねないから生きていたというか、 そんな感じでしか、生きるということを捉えてい... 続きをみる

  • 帰り道

    仕事からの帰り道、そろそろ家が間近になってくると、 なんだかとてもつらい気持ちになります。 季節がら、帰ってくる時間はもう真っ暗だから 余計にいろいろ考えます。 この道を昔は一緒に通ったのに、とか、 旦那さんを乗せた救急車がこの道を走ったとか、 病院から、不安の中たった一人帰ってきた時のこと、 そ... 続きをみる

  • 慰めと憐れみと共感と(2)

    休みの日に慣れることが全然できません。 明日は休みだ…と思うとうれしいのに、 実際日が明けてみると、暗く落ち込んで夜を迎えることが大半です。 今日も、何度も涙が出てきました。 家にいればいたで、彼の座っていた椅子を見て思い出し、 使っていたお箸を見て思い出し、 たぶんもう使うこともない圧力鍋やホー... 続きをみる

  • 疲労感

    先輩が病欠で休んでいるので、 そのぶんちょっと余計に、 今までやったことのないことまでやらなければなりません。 だから緊張していて、最近とても疲れます。 今日は特に、今日中にやらなければならないことがたくさんあって くたくたになりました。 前にも言ったように、 仕事中は旦那さんのことを考えなくて済... 続きをみる

  • 過去のことにしたくない

    今さっき、前のブログにタグをつけようとして、 「素敵な思い出」というタグ名にしようとしてやめました。 なんか、「思い出」って過去の事をいう時に使う言葉じゃないですか。 そんな簡単に、旦那さんと私の12年間を、過去のことになんかしたくない。 また涙が止まらなくなってます。

  • 旦那さんの爪痕

    なかなか不器用さんだったので、 髪の毛を染めるときに、壁とかテーブルとか汚すんですよねー。 その度に私に怒られるのだけど、最後までちっとも治りませんでした。 そんなに大きな汚れじゃなかったし、私も必死で消したので 髪染めの汚れはもう残っていないのですが、 そんな感じの爪痕を見つけた時が、一番悲しか... 続きをみる

  • 高速道路

    明日が休みなので、仕事が終わった後にちょっと遠出をして 用事を済ませてきました。 昨日に引き続き満月の夜、暗いなか、高速を走りました。 何をしてもそうなんだけど、やっぱり高速道路を走っても、 旦那さんを思い出してしまいます。 旦那さんは運転大好きだったから、よく2人で旅行やドライブに行きました。 ... 続きをみる

  • 足跡

    ベランダのあさがお用のネットです。 引っ越しをしたのが昨年の夏だったので、結局この家では一度もあさがおを咲かせないで、逝ってしまいました。 旦那さんはどちらかというと不器用だったんだけど、でも、なにか作ったりするのが好きな人でした。 そして写真の黄色い紐。端を結んで何本か引っかけてあって。 次の休... 続きをみる

  • 季節外れの写真ですが

    2人で旅行が趣味だったので、結構写真は撮りました。 だけど全部はまだ見返してません。 見る度、悲しくて落ち込むので、 他のいろんなものと同じく、「閉まったまんま」にしています。 でも、少しずつフォルダを開けて、旦那さんとの思い出を噛み締めたりもしています。 そんな中、2人で出掛けた最後の記録写真を... 続きをみる

  • 4連休が終わりました

    やっと4連休が終わりました。 ほっとしています。 テレビ見てて、家族が楽しく旅行したりするの見るたびチャンネル変えてました。 ちょっと前まで私も旦那さんと一緒に休日楽しんでたのに! もうあの楽しい思いは永遠にできないんだ、と思うと、 めちゃくちゃ切なくて、やりきれない4連休でした。

  • 思い出した

    勤め先が老人介護施設なので、時々おじいさんおばあさんの旅立ちに出会います。 旦那さんがいなくなってからも何件かあったけれど、 館が違ったり、休みの日だったりして、 その場に出会ってしまうことは今までありませんでした。 ところが、何日か前から怪しいおばあさんがいらして、 今日の夕方とうとう旅立たれま... 続きをみる

  • 3ヶ月半経ったけど

    亡くなったのが6月3日だったので、今日でちょうど3ヶ月半経ちました。 誰もいない家に帰ってくることや、ご飯を一人で食べることには慣れたけど、 旦那さんを失った悲しみには全然慣れることができてません。 この間も書いたけど、夕飯はずっとスーパーで買ってきたお弁当です。 (毎晩、飽きずに食べてる笑。) ... 続きをみる

  • 愚痴聞いてください

    梗塞の予兆として背中が痛むことがある…と知ったのは、 旦那が亡くなった後だ…ということは前回のブログに書いた通りです。 で。なぜ私がそれを知ったかというと…。 私と旦那は事実婚だったので、お葬式の次の日から会社に出勤しているのですが、 職員の一人でちょっと自分の知識を鼻にかけているふうの人がいて、... 続きをみる

  • つい3か月半前までは

    つい3か月半前までは、 仕事が終わったら急いで家に帰ってきて、お腹をすかせた旦那さんにご飯を作る。 ご飯を食べたら洗い物して風呂に入って、くたくたになって寝る。 疲れて時々旦那さんにあたったりしてね。 それが日常でした。 でも、作ったご飯を「おいしいよ💛」と言って食べてくれる旦那さんがいて。 た... 続きをみる

  • ひとりぼっち。

    会社で働いている間が一番楽な気がします。 悲しみや絶望を忘れていられる時間だから。 まるで以前と逆です。 前は会社で嫌なことや、自尊心がクチャグチャになることがあっても、 帰れば旦那さんがいて私はお姫様だった。 いやなことだってすぐに忘れられるし、私は世の中で一番幸せなお姫様になれました。 なのに... 続きをみる