いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

2021年10月のブログ記事

  • 自分の幸せを信じてみる

    自分の幸せを、もう少し信じてみようと思います。 私、実は割と悲観的にものを考える癖があります。 それに対して、旦那さんはとても楽観的…というか、ポジティブな思考回路を持っている人でした。 言い方をちょっと変えれば、単純思考のできる人。 あ、でも、けなしているわけじゃなくて、褒めているのです。 私は... 続きをみる

  • 思い出のダウンジャケット

    寂しいし、悲しいですね。 季節が変わると、その季節ならではの寂しさや悲しさがあります。 さっき、何気なく洋服ダンスを開けてみて、 赤い色のダウンジャケットが目に入りました。 亡くなる前の冬のある日、プレゼントだと言って、 いきなり旦那さんが買ってくれたものです。 別に誕生日でもなく、クリスマスでも... 続きをみる

  • 猶予期間を終えて

    なんだか気持ちがざわついています。 昨年の同時期とは確実に違う匂いがするからです。 明後日、若い人たちはどれだけの騒ぎをするのかしら。 若い人たちだけではなく、たぶん今は全国民的に、 この緊急事態宣言明けを喜んでいるのだろうと思うので、 ” こっち側 "にいる私としては、非常に憂鬱な時間を過ごさな... 続きをみる

  • 不思議な偶然

    今日、地元の社会福祉協議会というところに行ってみました。 ほぼ行ったこともないところだから、ほとんど初体験です。 なぜそんな馴染みのないところに急に行ったかというと、 ボランティアさんの募集を探しに行ってみたのでした。 なぜ、ボランティアなんて急に興味を持ったのか…というと。 端的に言えば、旦那さ... 続きをみる

  • 寂しい季節

    今までも何度か、クリスマスがキライだ、嫌だ、…とお話ししていますが、 今日は、とうとう帰り道で、 杉だか松だかに飾られたクリスマスツリーを見つけてしまいました。 ああー。そんな季節か。 もう暗かったから、家の庭に、クリスマスツリーは白い電飾で上品にピカピカ光って、 道路から少しい離れた家だから、気... 続きをみる

  • でも、しかし、そろそろ2回目の冬が来ます。

    この家に一人で生活するのも、 なんだか ”当たり前” になってしまっています。 今も、聞こえるのはテレビの音だけで、他には何も聞こえないけど、それも ”当たり前”。 朝出勤した時から、夜に帰って来るまでの間、 家の中はしんと静まり返ったまま、何一つ動きもせず、 帰って来た時に暗い空間が広がっている... 続きをみる

  • 慣れなくちゃ。

    昨日・今日と休みが続けてあったので、 昨日はいろいろ用事を済ませ、今日は大人しく一日家に居ました。 ここのところ、少し疲れがたまっていて、 もともと今日は家で体を休める予定にしていたのです。 神経痛のため昨夜あまりよく寝られず、 明日からの仕事に響きそうで、やむを得ずしばらくぶりで昼寝をしたら、 ... 続きをみる

  • 寂しさが増して

    テレビを見ていたら、 最近、緊急事態も終わってしまって、 イベントやら飲み会やら、皆さん楽しんでいらっしゃるようで、 羨ましいったらありゃしません。ぶう。 一緒にイベントに参加したり飲み会に行ける人がいればいいけど、 いない人…私なんかは、今までより余計に寂しい気持ちになりそうです。 いくら緊急事... 続きをみる

  • 生きようとすること

    旦那さんが亡くなってからの経緯を思い起こすと、 苦しかったなぁ…とつくづく思います。 今現在はとりあえず、沈殿したような寂しさと悲しさの苦痛があるけれど、 寂しさと悲しさが沈殿し始まる前の…、最初の9ヶ月間というのが、 私の場合、本当に地獄でした。 でも、正直、よく覚えていないのです。 ただただ、... 続きをみる

  • なんであたしばっかり。

    疲れたなぁ。心も。 寂しいなぁ。 仕事で疲れて帰って来ても、誰も待っててくれないのだもの。 話すことさえないのだもの。 家に帰ったら、やりたくないけど食事のことやって、疲れてるけどお風呂に入って、 ただ黙々と、喋る相手もなく、やらなきゃならないことをやるだけ。 家に帰って来たって、楽しくもなんとも... 続きをみる

  • まざまざと思い出す

    んー。せっかくジャズのCD買ったけど、 ちょっとダメみたいです。 思い出すときは、やっぱり思い出してしまうみたい。 ジャズを聴いてたら、確かに思い出す頻度は減るけど、 今日あたりは結局辛くて、途中でテレビの音に切り替えてしまいました。 こういう時、亡くなる直前のいくつかのシーンが、頭から離れなくな... 続きをみる

  • 楽になりません

    旦那さんが亡くなってそんなに時間が経たない頃は、 1年ぐらい経ったら少しは気持ちが楽になるのかな…なんて思っていました。 確かに、愛する人を失った直後の、あのどうしようもない感覚は影を潜めたけれど、 結局、根底にある喪失感は変わらないんだなぁと、最近よく思います。 今日、以前ふたりで住んでいたアパ... 続きをみる

  • ジャズのCDを買ってみました

    ジャズのCDを買ってみました。 今までほとんど聞かなかった分野です。 旦那さんが亡くなってから、 もちろん旦那さんと一緒に聞いていた音楽など絶対に聴けないし、 でも、私が好きで聞きたい音楽…ユーミンとかイージーリスニングとか、 新しいCDを買うんだけど、やっぱり思い出して泣けてきてしまうのです。 ... 続きをみる

  • 大丈夫という感覚

    不思議な感じにとらわれる時があります。 「大丈夫」という感覚です。 何かの時、心配や不安な気持ちになった時、 不思議な感じなのだけど、 何かが自分を守ってくれるから大丈夫…という感じになる時があります。 「何か」は、イコール旦那さんではないです。 だけど、旦那さんが生きている時には、こんな気持ちに... 続きをみる

  • フクロウの壺を開けてみた

    愚痴を書こうと思ったけど、 ついこの間も愚痴書いたばかりなのでやめにしました。 いろんな人がいますものね。 自分とウマが合わない人が、ひとりも居ないほうがおかしいし、 ウマが合わなくなる理由ってたくさんあるのだろうけど、 こっちが悪い場合だけじゃないものね。 万人とうまくいくなんて絶対無理なのだか... 続きをみる

  • ひとりだから忙しい

    アパートの駐車場に、 昔のスカイラインみたいな流線型で、ナンバーを緑色に光らせた、 今どき珍しいクルマが停まっていて、 バオンバオンとエンジンを空ぶかししていて、とても驚いてしまいました。 住民が穏やかなのが、唯一の取り柄みたいな田舎町なのに、 うちのアパートにも、とうとうヤバいのが越してきちゃっ... 続きをみる

  • 生きたくない私と、生きたい私

    本日…といっても明けてしまったから昨日の話ですが、 会社の健康診断に行ってきました。 昨年も確か今ごろだったか、健診があったのですが、 去年は旦那さんが亡くなった病院に行かなければならず、 すごくゴチャゴチャな気持ちのままで健康診断を受けたのを思い出します。 今年はラッキーなことに、別の病院での受... 続きをみる

  • 幸せな魂

    戴いた幾つかのコメントを読み返してみました。 旦那様を失った奥様、奥様を失った旦那様、 皆様一様に、本当に心からお相手を想っていらっしゃいます。 今はもう亡くなってしまっているけど、 愛された奥様と旦那様は、皆さん本当に幸せだとつくづく思います。 世の中に、誰か一人でも、こんなに自分を恋い慕い想っ... 続きをみる

  • 感謝離

    https://news.yahoo.co.jp/articles/75e3b1d2be3abde73a754543ca8468266fd7a2ea yahoo newsに出ていたので、お読みになった方は多いかもしれません。 「寺田恵理子さん、夫の遺品をリメークするのが『私にとっての感謝離』」。 ... 続きをみる

  • ひとりって不便です

    昨晩は、仕事のあとちょっと用事があり、 (緊急事態が明けたこともあって)隣の街に行ってきました。 そして外食でもして帰ろうとしたら、スマホがない事に気が付いたのです。 「あぁ職場に置いてきたんだ」とすぐに合点がいきました。 だからそこから、夕飯も食べずに職場に戻って、スマホを見つけたのは良かったけ... 続きをみる

  • 愚痴です

    すみません。 職場の新人の愚痴を書きます。 ほんとに性格の悪い人がいるもので、 うちの社員で、自分の非を認めないで悪あがきをする人がいます。 しかも、入って2ヶ月経ったばかりの新人です。 入って2ヶ月、電話受けの練習中に、 社員の対応に怒って電話をしてきた相手の名前も聞かずに電話を切ってしまって、... 続きをみる

  • 思い出がまたひとつ

    思い出の場所が一つ、失われてしまいました。 通勤道路沿いにあった結婚式場で、 夜になると建物がいくつもきれいにライトアップされていて、 クリスマスには特にオーナメントが奇麗な箇所だったのですが、 今日職場で、そこが倒産してしまったという噂を聞きました。 恐る恐る帰りがけに見たら、確かにライトが全部... 続きをみる

  • 旦那さんの寡黙さ(買いかぶりすぎ?)

    声は聞こえないけど、私を応援してくれてるんだろうなぁ…と想像するのです。 生きてればいろんなことが起こるし、今日みたいにヘコむこともあります。 失敗して上司に叱られて、「ご心配かけてすみません」と謝って ちょっと落ち込んで帰って来ると、 旦那さんの写真がニコニコ笑って出迎えてくれます。 でも、生前... 続きをみる

  • 1年4ヶ月経ちました

    1年4ヶ月が経ちました。 ざっと480日くらいですね。 480日もひとりで暮らしてきたんだなぁ…と思うと、 少し感慨無量のところがあります。 最初のうちは、悲しいのと同時に、 「一人で暮らしていく」ことが不安で仕方がなかったけれど、 1年経った頃から、 「なんとかやっていける」という自信のもとに、... 続きをみる

  • 抜け殻みたいな人生

    仕事など外から帰って来ると、必ず駐車場にクルマを停めるから、 自然に、旦那さんが倒れていた場所を見ることになります。 私が停めている場所の左側に、いつも旦那さんがクルマを停めてました。 そしてあの朝、自分のクルマの左後ろのドア付近で倒れてました。 前の日の夕方に、上の階の人が 「ご主人のクルマ、パ... 続きをみる

  • 記憶の上書き保存

    ちょっとショックです。 前に、何かの時に旦那さんが、 A4サイズくらいの段ボールを切ったものに、アパートの部屋番号をマジックペンで書いたもの…、 があったのですが、 今日、私の不注意で雨に濡らしてしまいました。 確か、以前、アパートの階段下の共有部分に何かを置いた時に、 名札代わりに一緒に置いてお... 続きをみる

  • 「まぁ、いいか。」の暮らし

    台風は、やっぱり怖くて、気持ちが落ち着きません。 でもやっと、風が幾分静かになってきました。 前は2人で家に居たから、台風なんて、たいして怖くもなかったけれど、 今はひとりだから、前よりずっと用心深く準備して台風を待っていました。 ベランダの植木鉢は、風で吹き飛ばされないように下におろしたり、 雨... 続きをみる