いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

2021年3月のブログ記事

  • ひとり暮らしって不安だし不便

    年度末だから? 仕事場で模様替えをやると上司が言い出し、 今日は午後から、狭いフロアだけど皆で模様替えをしました。 私も手伝ってて、でもいきなりバランス崩して ドタッ と転んでしまいました。 いやー。痛かったです。 みんなびっくりしてこっち見てて、すんごい恥ずかしかったです。 かなり、勢いよく転ん... 続きをみる

  • 悲しい桜花

    これからは日も伸び、だんだん温かくなります。 木は芽吹き、いろんな花が咲き乱れ、生き物も活発にその生命力を発揮する そんな春が、私たちふたりは大好きでした。 そしてそれらの喜びを象徴するかのような、桜の花がとりわけ好きでした。 だから旦那さんとは、桜の名所と言われる場所に随分出かけたものです。 目... 続きをみる

  • 土・日の休み

    昨日と今日、めずらしく土・日が休みになりました。 私の職場は、エラい人でないかぎり土・日連休はほとんど望めないのですが、 何ヶ月ぶりかで普通の休日が休みになりました。 これ、以前だったら、旦那さんと休日が重なるんだから大喜びで、 浮き浮きと計画練って、絶対、ふたりで旅行に出かけてたと思います。 こ... 続きをみる

  • 孤独感

    昨日お話しした親友との一件。 久しぶりに電話で話ができると楽しみにしていて、 その予定が直前で叶わなくなりました。 昨日の記事にも書いたけど、寂しいし悲しいし辛いし。 でも、その思いが少し冷めてみて、やっぱり根底にあるのは孤独感なんだなぁとしみじみ感じました。 そして、旦那さんが亡くなってから何ヶ... 続きをみる

  • 嫉妬

    もともとそんなに友達が多いほうではないですが、 旦那さんとの共通の友達以外とは、 最近ほとんど電話もしていませんでした。 子供の頃の友人で、 いまだに付き合いのある人がいるのですが、 彼女としばらくぶりで電話で話したいなぁと思って、 この間、ラインしたのです。 同窓会で会って以来、しばらくぶりのラ... 続きをみる

  • 春なので、閉め切っていた雨戸をあけました。 一昨年の冬、旦那さんと相談して、 冬の間は、リビングだけ残して、他の戸は雨戸を締め切ることにしました。 前に住んでたアパートでは冬も雨戸は閉めなかったのですが、 今度のアパートは前の敷地がすっかり空いていて見るからに寒いし、 吹きっさらしの風が吹きます。... 続きをみる

  • 木の芽時、その後。

    朝起きて見たら、ここ数日続いていた落ち込みが嘘みたいに治っていました。 治っちゃったのが、起きた途端に自分で分かったというか、 もんもんしていた思いがすっかり取り除かれた感覚があって、 まるきり以前の調子に戻っており、ちょっと不思議な感じを味わいました。 昨日、自分の気持ちをそのまんま書いて、 皆... 続きをみる

  • 木の芽時

    なんだかここ2~3日、ちょっと気持ちが不安定で、 今日なんか、職場の小さな出来事で落ち込んだり、 仕事の帰り、クルマの中で、旦那さんを思い出してギャアギャア泣いたりしています。 特に何かあったわけでもないのにヘンだなぁおかしいなぁ…と思っていて、 ふと思い出したのが、「木の芽時(このめどき)」とい... 続きをみる

  • 旦那さんのお箸とお椀とお茶碗と

    一人で暮らすようになって、 私の場合、いろいろ手を抜くようになりました。 食事などは良い例で、栄養面もそうだけど、 毎回毎回同じお皿しか使わなくなっちゃって、 ちょっと気分を変えてみようかな、と下の写真の食器を買いました。 最初買おうと思った目的は、気分転換ではなくて利便性なんですけどね。 タッパ... 続きをみる

  • 遺したもの

    sy2021/03/17 07:37 それで“ねことねずみ”さんなのですね。 奥様の気持ちがよくわかる気がします。 自分は妻の持ち物は衣類を少し整理しただけで何も捨てられずほとんどそのまま残しています。というか妻にまつわるものはほとんどそのままの状態で残しています。 子供たちに“最後のお仕事”とし... 続きをみる

  • 罪悪感(2)

    以前も「罪悪感」という記事を書いたことがあって、 今日は罪悪感(2)です。 少しずつ時間が経って、 旦那さんを失ったことで感じたいろんな思いが、 熟成してきたというか、発酵してきたことで、 感じる罪悪感も多岐にわたり、以前よりだいぶ具体的なものになってきています。 例えば、以前書いたことがあったか... 続きをみる

  • 桜並木

    今日は一日テレビを見たり、ミシンで縫物してました。 昨日と今日、連休だったのですが、 ちょっと寂しくなってメソメソ泣きました。 そろそろテレビで桜の話が聞こえてきて、 思い出しちゃうんですよね、去年のあの悲しい桜並木を。 私にとってはもう、 桜の季節は、花見気分の浮き浮きとした楽しい季節ではなくな... 続きをみる

  • 旦那さんの枕

    毎夜、寂しく独り寝のダブルベッドの上には、 ついこの間まで、枕が真ん中に二つ重ねて置いてありました。 旦那さんの枕の上に、私の枕が置いてあったのです。 これについては前にも一度、ブログに書かせていただいたことがあります。 旦那さんが亡くなった当日、 亡くなったのは早朝だったのですが、そこから丸一日... 続きをみる

  • 思い出を語る相手がいないこと

    一昨年のお盆にこのアパートに引っ越してきてから、 最初の9ヶ月半を旦那さんと一緒に過ごし、 その後の9ヶ月半を一人で過ごしたことになります。 数えてみると、 旦那さんと一緒に過ごした時間と、私一人で過ごした時間が 多分、ここ一週間の間のどこか辺りで、ちょうど同じくらいの長さになるのです。 引っ越し... 続きをみる

  • ストーブ

    昨日の大雨で、 一応屋根のあるベランダですけど、ずいぶん雨風が吹き込みました。 朝起きて見てみたら、 手前のほうまでずいぶん雨水がたまっているし、 ベランダに置いてあるタオルだの軍手だの、ビチャビチャになってました。 昨晩ストーブの灯油が切れてしまって、 大雨の中さすがに給油できなくて寒い思いをし... 続きをみる

  • 浮き沈み

    今日は休みだったけど、一日落ち着いて過ごせました。 でも思い出して泣くんですよ、 今日なんか、撮り溜めた3.11の録画なんか見てるから、 それを見ながら、時々旦那さんとの当時のことを思い出して泣きます。 だけどそこからあまりブレないというか、 あの頃はいつも一緒にいたのに…とか、寂しいよ帰って来て... 続きをみる

  • なんとかなるかもね。

    ここのところずっと休みの日に野暮用があり、 体力的には大丈夫だけど、気持ち的にちょっと疲れがたまっている気がします。 明日は仕事が休みなので、外出はせず少しのんびり、 またミシンで縫物でもしようかな、なんて思っています。 最近ミシンを出しても簡単にマスクばっかり作ってたりしてるので、 しばらくぶり... 続きをみる

  • 救急病棟のこと

    昨晩、さきほどまで普通にお話ししていた友人が 急に黙りこくって下を向いているので、 あれ?と思って見たら、 青ざめた顔をして意識がない様子、少し嘔吐さえしていたので、大変あわてました。 友人何人かで役割を分担し、救急車を呼ぶ者、声掛けをする者、嘔吐物を拭き取る者。 救急隊の人が来て救急車に運び入れ... 続きをみる

  • あの時とまるきり同じ経験をしました

    夕方、何人かで集まる機会があり、 そのうちのひとりが急に様子が悪くなり、救急車で運ばれました。 旦那さんの時と同じ病院の、あの時と同じに救急室に運ばれました。 今帰って来たところで、 今日運ばれた友人は無事に回復しそうですが、 9ヶ月前に今回とまったく同じ経験をしたため、 いろいろ思い出されて苦し... 続きをみる

  • 被災地の風の思い出

    震災当時私たちが住んでいたこともあって、東北地方には親近感があり、 関東に越してからですが、 震災で被災した場所に、ふたりで出かけたことがありました。 まだ時間が経たない頃は、被災した場所に行くのは罪悪感のようなものがあって、 被災地にわざわざ出向く…というのは避けていましたが、 そのうち少しずつ... 続きをみる

  • 感謝のおもい

    旦那さんが前触れもなく死んでしまって、 最初の頃なんかもう、どうしてよいかわからなくて、 一点見つめてぼーっと長い時間、固まったままになっていたり、 急にテンションが上がって家じゅうの掃除を始めてみたり、 もう半分メンヘラのようになって、非常に不安定な日々を過ごしました。 そして今、どうにかこうに... 続きをみる

  • ナーバスな気持ち

    もうすぐ3.11です。 前にも一度書いたかもしれませんが、 10年前の3.11のあの時刻、旦那さんと私はたまたま一緒に居て、 ちょっと休憩にお茶でも飲んで…と、ちょうどファミレスに入ったところでした。 席に座り、何を頼もうか…とメニューを開いたところで、 グラグラグラグラグラ…。 かなり長い時間揺... 続きをみる

  • 惚れた理由(2)

    ここ1週間くらい、歳のせいか腰痛が病みます。 ギックリ腰まではいかないけれど、 動く度に「アタタタタッ!」と思わず声が出ます。 職場では見かねた同僚が手伝ってくれたりするけど、 家では私は全くのひとりぼっち。誰も手伝ってくれません。 旦那さん生きてた頃だったら、絶対手伝ってくれてたよなぁと思います... 続きをみる

  • 悲しむのをやめること

    最近、少しだけ努力しようと思っていることがあります。 それは、思い出して泣きたくなる時、あるいは泣いている時、 「もう、悲しむのやめようよ」と自分に言うことです。 「悲しむのをやめる」というのは、今でもとても抵抗があります。 死んでしまったことを悲しむことは、 私にとって、旦那さんに対する愛の表現... 続きをみる

  • ケーキをお供え

    髪を切って、帰りに買い物をして、 旦那さんの月命日にはケーキを買って、お供えしました。 お酒は飲まない人でしたが、 食べ物の好みは、まるで酒のつまみのようなものを好む人で、 だけど、ケーキとか、シェイクとか、甘いものも好きでした。 シェイクが好きなんて、まるで子供みたいだけどね。 おかしな人でした... 続きをみる

  • 月命日

    明日休みなので夜更かししているうちに、 9回目の月命日になってしまいました。 最近反省して、あまり夜更かししないことにしてたのだけど、 まぁ、今日だけいいことにします、思いを綴りたいですし。 このアパートに越してきてから9ヶ月半で旦那さんは逝ってしまったので、 もうすぐ、この家では私の一人暮らしの... 続きをみる

  • 不公平だよ

    仕事中は思い出さずに済むのですが、 ひとりでいる時は、ダメです。 思い出して、気持ちが沈みます。 9ヶ月前の今ごろ、もう救急車で運ばれて病院に着いた頃だな、とか、 今ごろ、先生から(助かる見込みがほぼないという)説明を受けた頃だったな、とか。 なんていうんだろう、あの時の独特の心理状態。 ゼリー状... 続きをみる