1年を過ぎたということ
最近、特に感じることがあります。
それは良くも悪くも、「日常が戻って来た」という感覚です。
私自身がそう思うし、
おそらく私の周りの人たちも、そういう思いがあるのだと思います。
最近まで、きっと周りの人たちにとって、
私は「腫れ物」だったのだと思うのです。
私自身は悲しい気持ちなどを、なるべく表に出さないようにはしてきたつもりだけど、
そこはそれ、忖度というか…。
忖度なんて、いつもはわりと鼻で笑ったりしてしまったりするのですが、
今回は、周りの方たちの忖度はイコール思いやりだったし、
とてもありがたいことに感じられました。
でも、旦那さんが亡くなってだんだん時間が経ってくると、
今そのものが日常です。
旦那さんが居ない、今が日常で、現実。
私自身も社会的には、以前…旦那さんが居たころとまるで同じ生活だし、
周りの人たちも、忖度とかはなくなって、前と同じに接してくれます。
つまり、やっと日常が戻ってきたということなんだけど、
でもなんだか、ちょっと切ない気持ちです。