いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

いつかは太陽のもとに

思い出しますよね、楽しかった頃のこと。


一緒にどこかへ遊びに行ったり、


一緒にテレビ番組を見たり、


ただくっついて、そばにいるだけで落ち着いたり。



そんな普通の日常が、日常じゃなくなってしまった日。


あの日から、全部が変わってしまいました。


生活習慣なども、ずいぶん変わった気がします。


コロナも手伝って、遠出は全くしなくなったし、


もちろん旅行も行きません。


買い物も近場で済ませるし、


淡水魚を飼うこともやめたし、


バーベキューや焼き肉や、冬の鍋もあり得ないし、


生活に、楽しみとかメリハリとかが全くなくなっちゃいました。




だけどきっと、ずっとずーっとこのまんまではないはずで。


いつかは昔の私に戻れるはずで。(もう方片のあなたはいないけど)。


いまはその、…なんというか、元に戻るのを待っている時間と言うか、


昆虫で言えば、さなぎの時間と言うか。




でも、そういう時間があっても不思議じゃないなと思います。


今まで何十年も、ただただ前を向いて、突っ走ってきたのだもの。


大した大きな挫折もなしに、(中くらいの挫折はいっぱいありましたけど)、


ずっとずっと走り続けてきたのだから、


大きな大きな挫折のがけっぷちを目の前にして、


今みたいな時期があってもいい…というか、


あって当然だというか、それが人生だと思ってます。




だからちょっと不本意ではあるけれど、


ぼんやりと、希望もなく、無気力に、


しばらくのあいだ、毎日毎日を過ごしていきます。


いつかはまた、太陽のもとに元気で過ごせる日を信じて。

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