いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

花火大会に行きたい思い、行きたくない思い。

家に帰ってきたら、ポストに地元のフリーペーパーが入っていました。


割と癖のない、読者を限定しないフリーペーパーで、


地元のイベントとか、お店紹介とかが普通に載っている小冊子です。



旦那さんが亡くなってからは、


イベントも美味しいお店の情報もほとんど避けてきたから、


今回の小冊子も、あらかじめ捨てるつもりで、ペラペラとだけめくってみました。



そしたら、見つけてしまいました。


季節がら花火大会の情報です。


市内だけならともかく、県内で行われる花火大会をほとんどすべて網羅?


各々の大会の写真とともに、日時、場所、連絡先、雨天時どうするかまで、


ご丁寧にQRコードまで載っていました。





私が大の花火大会好きで、


旦那さんも私を喜ばせたくて、よく連れて行ってくれたので、


小冊子に載っている大きな大会は、ほとんど見に行っています。


花火大会の思い出は本当にたくさんあって、


冬のクリスマスと同じくらい、心が動揺します。


でもとりあえず、今までの2回の夏は、


コロナのお陰で(?)鉢合わせせずに済んできました。






今日のフリーペーパーに関しては、


私は、ビリビリビリッと花火大会のところだけ破いて、


そこだけ取っておくことに決めました。




目的は、日時を押さえておくために、です。


花火大会はどうしても、うちのほうは土曜日が多いので、


仕事が休みの日だから、近づかないようにするために予防線を張る必要があります。


だけど、それだけ?


本当は、別の意味があるんじゃないの?





今のところ、あまり深く考えないことにしました。


もしかしたら、本当は見に行きたいのかもしれない。


夜店でかき氷でも買って、


キレイな花火を見上げたい…ひとりでも、…という気持ちの私も、どうやらいるみたいです。


そして、もしそれを実行したとしても、


旦那さんを裏切ることにはならない…というか、


旦那さんは、悲しんで引きこもっている私よりは、


楽しんで生きている私のほうが好きに決まっているし、喜んでくれると、


私は、そう思っています。




だけど花火を見上げながら、実際に自分自身が何を思うか、どう感じるか、


今は自信がないだけです。


だから、とりあえずは情報を取っておいて、


避けるのもあり、出かけるのもあり、


まぁどっちもありかな…というところで、


ビリビリやぶいたフリーペーパーを、棚の隅っこに押し込みました。







ところで…と、話は変わりますが。


一昨日書いた記事ですが、


私自身がこうやって、


オンライン上にブログを掲載して皆さんに読んでいただいており、


そう言う意味で私自身もまた、このネット社会に依存している一人ではあるわけです。





一昨日は「リア充」などという言葉も用いましたが、


たぶん現代社会に生きていて、ネットに触れる機会のある方々は、


書くほうにしろ読むほうにしろ、


多かれ少なかれ、非現実の自分を無意識に演じている時があるのかもしれません。




私が一昨日書いた記事は、


実際に、私が関わる趣味の会で行われたZoomを用いたオンライン会議の際でのお話ですが、


オンライン上ではありますが実際に行われている会議の場で、


非現実のオカシな部分を露出するからヘンなことになるわけで、


一昨日は他人様の事ばかりを愚弄(?)しましたけれども、


ある意味、自分自身も気を付けなければならないなぁ、と


いろいろ考えるところあり、改めてひと言添えさせていただきます。


人の振り見て我が振り直せ。昔の人は良く言ったものですね。

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