いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

隅田川の花火大会

隅田川の花火大会は、


毎年決まった日、7月最終土曜日に行われていることを


テレビのニュースで初めて知りました。


本当だったら、今年は今日、行われたはずだったんですね。


残念ながらコロナのため、2020年から3年連続の中止なのだそうです。




以前ずっと前に確か、写真をアップしたことがあったと思いますが、


私と旦那さんも、一度、隅田川の花火を見に行ったことがありました。


でも旅行の計画はいつも旦那さん任せだったから、


それが、7月最終土曜日だったとはつゆ知らず、


ついでに、何年だったのかもちゃんと思い出せなくて、


ずいぶんしばらくぶりで、PCに保存してある写真のフォルダを開いてみました。





ちなみに、ネットで「隅田川 花火」とググると、


2019年の写真とか動画が随分出てきます。


要するに、2020年以降やっていないわけだから、


最新の写真や動画として、2019年のものがたくさん上がってくるのだと思います。


だけど私、


アップされている風景を、


それが撮られた時間に、私と旦那さんも同じものを見ていたのかと思ったら、


なんだか、たまらなかったのです。




特に動画です。


厳密に言えば、もし仮に、私たちが花火を見に行ったのが2019年だったとしても、


私たちが見ていた場所のすぐ近くで撮ったわけでもないだろうから、


まったく同じ風景を見ていたわけではないのでしょうけど、


動画の花火がはじけた同じ瞬間に、


私と旦那さんも「わぁ!」と歓声を上げたのではなかったか。


そんなことを考えたら、


なんだか気持ちがさわさわして、


自分たちが、いったい何年の花火大会に行ったのだったか、


確かめずにはいられない気持ちになりました。






でも、調べた結果、


私たちが隅田川に行ったのは、2018年7月29日(土)でした。


アップされている写真や動画は、私たちが見た花火ではありませんでした。






なんだか胸がすっとして、ほっとした気持ちになりました。


「私の気持ちを荒らさずに、そっとしておいて欲しい。」という思いが、


私の中にあったからだと思います。


この思いは、強くなったり弱くなったりはしますけど、


旦那さんが亡くなってからずっと変わらず、私の中にある思いです。







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