いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

ご褒美

入院中、ベッド上&車イスの期間が長かったため、


そして、


手術で膝にボルトを入れたため義足のサイズを変えたから、


退院してからも、毎日、歩行訓練をしています。


一日に1時間、松葉杖つきながら。


でも、ICレコーダにイヤホン繋いで、MISIAのシャウトを聞きながら、


歩く訓練は、なかなかご機嫌なんですよ。




今日は、歩きながら、


道端のフェンスの向こうに茶色くて丸い塊を見つけました。


「あ。ネコっぽい!」と思ったら、


やっぱりネコちゃんでした。


しかも、私が一番大好きなキジネコちゃん。


フェンスに指をかけてシゲシゲ見ていたら、


キジネコちゃんは私の視線に気が付いて、


「サッ!」と走り出し、


10メートルくらい離れたところで振り向いて、こわごわ私を見つめています。


そして、しばらくすると、また、「サッ!!」と走って、塀の向こうに消えました。




私がネコ好きなのを知ってて、


旦那さんは時々、私を、ネコがたくさんいる工場に連れて行ってくれたものです。


なんだかよくわかんないんだけど、その工場にはいつもネコがいっぱいいるの。


どうやら、その工場の人たちが、野良ネコ達に餌をやってるみたいなんです。


旦那さんはそれを知ってて、休みの日、工場も休みだから連れて行ってくれて、


長い時間、私をネコと遊ばせてくれたものでした。




歩行訓練、1時間はキツイけど、


だから、ネコちゃんは旦那さんからのご褒美だ…と、すぐ気が付きました。


つまり、それが言いたかったの。


そんだけです。はは。

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