いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

マイノリティ(2)

現実逃避をしようとして飲んだ酒も、


結局は問題を大きくするだけで、解決に至ることはありません。


確かに酔えば一瞬、目の前のハードルを低く見せてはくれるけれど、


酔いがさめれば、そのハードルは以前より余計に高くなっている。


私はそんな負の連鎖にはまり込み、進退窮まる状態になってしまいました。




………。というか、


第一、もう少し、問題の本質を見る決心がありさえすれば、


こんなことにはならなかった。


ハードルなんて、もともと無くて、


自分の弱さが産んだ妄想でしかなかったことに、気づくのが遅すぎました。


だから私は、自殺未遂などという非生産的なことをしてしまったわけなのです。


今だから、「非生産的」などと冷静沈着に言ってしまうけど、


その当時は若かったからだろうな、と自分を納得させています。




以前私、このブログにも何度かウソを書きました。


ごめんなさい。


つまり、現在私の足に障害があるのは、


その原因は交通事故ではありません。




でも、それをみだりに他人に言うのははばかられるので、


その後、今回の足の骨折の時もそうでしたが、


例えば病院などでも、もとからある足の障害について聞かれる場合には、


必ず、交通事故…と答えることにしています。





実際のところは、


当時住んでいた埼玉県で、


どこかのビルの確か7階から、飛び降り自殺未遂…だったそうで、


でも、当時のことを私はすっかり忘れていて思い出せません。


逆行性健忘というのだそうですが、頭部に衝撃を受けたその影響等のため、


ある期間の記憶がすっかり抜け落ちてしまっています。


つまりそれを行なうについて、


どういう状況下で、なぜ、それを行なったのか詳細については未だに思い出せないのです。


気が付いてみれば、私は故郷の総合病院の整形外科に入院しており、


創外固定された足をつられ、ベッド上でリハビリをする…という状況が、


それ以降の最初の記憶です。

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