いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

別れ

私の働く職場で、今日をもって3人の方が辞めて行かれました。


2人は希望退職、1人は会社都合による退職です。


会社側の都合…と言っても、別に怠けてるとか休みがち…というのではなくて、


給料と年齢の兼ね合いで、会社から肩をトントンとたたかれた…というヤツでした。




肩をトントンの人は事務職だったので、私と同じフロアで働いていたのですが、


今日の夕方、「お世話になりました」とお辞儀をして去っていくときに、


私はニコニコ笑って手を振りながら、


旦那さんが居なくなってしまった時に感じた寂しさと、とても似た感情を味わいました。




もちろん、その職員さんは単なる同僚だし、それ以上でもそれ以下でもないのですが、


フロアで皆が割と仲良く楽しくやれていたので、とても残念でした。


仲良くやれていた職員のうち、ひとつのピースがなくなってしまう…ことに、


すごい違和感を感じたし、


心臓をきゅんとつかまれる感じがしたし、


喉のところが苦しくって、息がたくさん吸えないような錯覚がありました。




この感覚って、旦那さんが亡くなった時にそっくりです。


もちろん、程度の差はありますが、久しぶりでこの感覚を味わいました。




自分が置かれた空間が居心地の良いものであるために必要なもの…が、


なくなってしまう、おそれというか、嫌悪感と言うか、


受け入れたくないけど、受け入れなければ先に進めない、そんな感覚です。


苦虫をかみつぶす思いで、この現実を受け入れなければ、他にどうしようもありません。





でも、考えようによっては、


私は旦那さんの死…という別れを経験してるから、


あとは何でも来いって感じかな。


大丈夫。


あのビッグウエイブを越えたのだから、


他のどんな別れだって、超えられると思っています。

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