いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

怒りの原因

何で私ばかり…というコメントを戴きました。


私もまるっきり同じ気持ちです。


何で私ばかりこんな目に合わなきゃならないのか。


私と同年代の人はまだまだ家族に囲まれて、幸せに毎日を送ってるのに。





困ったら助けてもらえるし、相談できるし、愚痴聞いてもらえるし、


抱きしめてもらえるし、守ってもらえるかもしれないし。




私はひとりぼっちだから、凄く寂しいし、悲しいです。


そして、すごくすごく羨ましいです。 温かい家族が。


そして、そういう気持ちが、私の場合は悲しいかな「怒り」に変わってしまいます。




家族旅行とか、みんなで一緒に食事……とかの家族連れのシーンを


実際に見たり、テレビに映っていたりすると、


「コロナ禍なのに、あんた達何やってるのよ! 


緊急事態なのにふざけるんじゃな いわよ。


コロナをはやらせてるのはあんた達でしょう?」。 


見る度に、私はカチンときて、烈火のごとく怒ります。





少し考えればわかることなのですが、


無責任な行動に憤怒して…なんて、そんな立派な、正当な怒りではないです。


誤解を恐れずに言えば、コロナなんてはっきり言って、今はどうでもよいです。


一番死んで欲しくない人は、すでにもうこの世に居ないのだから。




私の怒りの本当の原因は、言わずと知れた嫉妬心です。


自分がもう二度と手にできない幸せを、


ニコニコと嬉しそうに楽しんでいる夫婦や家族を見たら、


正直、こん棒か何かでぶん殴りたくなります。




そのくらいの強い嫉妬・やっかみです。


それが私の「怒り」の原因で、


言ってしまえば、ちょっと子供じみた怒りなのかもしれません。

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