いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

思い出すこと

会社で嫌なことがあったから、昨日ブログに書いたのだけど、


そしたらなんと、今日、当の相手が私に謝ってきました。


すごく気の強い人だし、謝る事なんか一番似合わない感じの人なのだけど、


今朝、社屋に入って顔を合わせたとたんに、


私に声をかけてきたのです。




びっくりしちゃいました。


謝るなんてしそうもない人なのに。


昨日ブログに書いたから、天国にいる旦那さんに通じたのかしら、なんて。


旦那さんが念力使って(?)助けてくれたのかしら、なんて。


(旦那さんももしかしてこのブログ読んでくれてたりして。。。?)


でも理由はどうあれ、おかげで今日一日、平和な時間を過ごせました。





で。


身の回りが平和になった途端に、私の頭の中には、旦那さんの思い出 (悲しさや寂しさ) がよぎるんですよね。


いつもいつものパターンです。


私の脳みそは、やはりよっぽど混乱や刺激が好きみたい。


現実社会での問題?がふっきれると、すぐ、


旦那さんが倒れたときのことを思い出したり、


病院で亡くなった時のことを思い出したり、


お葬式や焼き場での事を思い出したりしてしまうのです。


まるで自分から苦しみや悲しみを呼び寄せようとするような。


皮肉で悲しい性だなぁ…と我ながら思います。






仕事の帰りに歯医者さんに寄ったのですが、


そこから、いつもとは違う帰り道で、家に帰ろうとしていて、


そうすると、国道をずっと走ることになり、


いろんな飲食店が目に入ります。


あの店にもよく行ったね。


あの焼き肉店では、最後に食べるお雑炊が絶品だったよね。


あそこのとんかつ、美味しかったよねー。




飲食店ばかりじゃなく、


私のクルマを買い替える時に一緒に行った販売店とか、


ドライブしたときに、かつては車から二人で見た風景とか、


いろんなものが目に入ってしまい、


当時の、普通に幸せだった時間を思い出すわけです。


……そして究極、旦那さんが亡くなった総合病院も、国道からは見えるわけで。


まざまざと、あの日の事を思い出してしまいます。




旦那さんの唇に、最後のチューをしたこととかね。


旦那さんの耳に携帯を当てて、友人からのお別れの言葉を聞かせたり。


そんなのが、本当についこの間の事のようで、


なぜこんなに鮮明に思い出せるのか、よくわかりません。

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