いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

お盆

お盆です。


旦那さんも戻ってきてくれてるのかしら?


「それとも、私とは籍が入っていたわけじゃないから、


ご実家のほうに行っちゃってるのかなぁ。」なんて思ったのだけど、


でも、亡くなる直前までこの家で暮らしてたのだから、


ちゃんとここに、戻ってきてくれてるはずですよね? 





今回は、お供えのお菓子は、暑いから冷たいプリンにしてみました、笑。


私はどちらかといえば苦手なんだけど、旦那さん、マンゴーが好きだったのです。


だからマンゴー味のプリンを買いました。


そして、それだけじゃちょっと寂しいから、もう一つ別の、


見た目のカラフルなゼリーも買ってきてお供えしたところです。



……、


んー、 なんだかひどく庶民的(?)だけど、


分相応ということで、よしとします。






ところで、家の玄関出たところのソーラーライトがひとつ消えかかっています。


旦那さんが遺していってくれた、


足の悪い私がつまずかないために、出口のところにつけてくれたソーラーライトです。




いくつかあったうちの、ひとつだけずっと点灯してくれていたライトだったのですが、


ここにきてとうとう力尽きた…というか、なんだか光らなくなっちゃってます。




普通にホームセンターで売ってる、あんな安っぽい(?)ソーラーライト、


他のはたいてい、半年か1年くらいでダメになっちゃうのに、


ひとつだけ、2年以上もずっと足元、照らし続けてくれてたのです。


だからきっと、旦那さんの心が、私の足元を照らしてくれてるんだと思ってたのに。





旦那さん、お盆だから帰って来てて、


私が元気にやってる姿を見て、


「あいつ、もう大丈夫だな、俺が心配しなくても。」と思っちゃったのかもしれないな。


だから、とうとうソーラーライト、点かなくなっちゃったのかもしれません。





だけど、確かに元気に毎日過ごしてるけど、


たまに落ち込むし、寂しくなるし、悲しくなって泣くんだよ。


だから、小さなソーラーライトでよいから、私を支えててほしかったです。


毎晩毎晩、点灯しているソーラーライトを見ることで、


あなたの気持ちがそこにあるような気がして、ほっとできる瞬間だったのに。




お盆、過ぎたら、帰っちゃうんだね。


ソーラーライトの灯と一緒に。


なんだかちょっと、寂しい気持ちです。

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