いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

昭恵さんに私の過去を見て

戴いたコメントの返事にも少し書いたのですが、


国葬の時に、昭恵夫人に「ガッと近づいてきて抱きしめ」た女性が居たのだとか。


故郷の山口の人だったらしいと、国葬当日のテレビのニュースでやってました。




私自身も先日このブログに書きましたが、


下を向き悲しんでいる昭恵さんがあま不憫でいたわしく、


抱きしめて、元気づけてあげたくなりました。




真相はわかりませんけど、(単なる私の想像ですが)、


テレビを見た瞬間、


昭恵さんをガッと抱きしめた女性も、もしかしたら同じ経験をした死別者じゃないかなぁ、と思いました。


だから、(私と同じ思いで)彼女を抱きしめたくなってしまった。


どうしようもなく湧き上がる共感のために、思わず正装をした喪主の彼女を抱きしめてしまった。


そんなところじゃないのかなぁ、と。





真相はわかりません。


もしそうじゃなかったとしても、


悲しみのためになんだかとてもか弱く、小さくなってしまった昭恵さんを、


思わず抱きしめたくなってしまったのかもしれないですね。






テレビで見ていてもそのくらい、


昭恵さんはやつれていたし、目に生気がありませんでした。


愛する夫を失って80余日の姿です。


彼女には済まないような気もしますが、


私は彼女の姿に、顕著に自分の過去を思い出しました。




私はもう、あの時の苦しみはもう、生きて過ごせないと思います。


まるで今生きているのが奇跡のようで、


その位、苦しかったです。


旦那さんには「ごめんなさい」なのだけど、あれは正直、地獄の苦しみでした。


人間って、生きてる間にこんな苦しみを味わうものなのか。


今までの苦しみとは比較しようがない別物、みたいな苦しみでした。




今の苦しみはあの時の半分?くらい?


半分まで行かなくても3分の2くらいかなぁ。


喪失感…というよりは、その周りのいろんなものは剝がれてしまって、


今は寂しさだけが残ってます。


あの頃に比べたら、確かに少しずつ楽に過ごせるようになってはいます。


そして、いずれにしろもうあの時の苦しみは、


今の私には越えらないと思います。

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