いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

クリスマス・ツリー

今日、遅まきながらクリスマス・ツリーを飾り付けました。


2週間しか、飾れないけどね。





以前も書いたけれど、


旦那さんが亡くなった2020年と、次の年2021年は


クリスマス・ツリーは飾りませんでした。




彼ね、外見は筋肉質で声も太く、


まるで似合わないのだけど、


可愛いものが好きだったの。


だからクリスマスなんて大はしゃぎで、


家の中だけじゃなく家の外にも、イルミネーションを飾り付けて、


しかもサンタさんが上ったり下ったりする結構本格的なヤツ、


他にもピカピカ光る電飾を、


たくさんたくさん飾り付けて、悦に浸っていたものです。


だから、それを思い出すと辛くって辛くって、


ひとりで過ごすクリスマスを受け入れられずに、


早く終わってくれればよいのにと、


楽しく過ごす家族やカップルを見ないように見ないように、


コソコソコソコソ、隠れるようにしながら過ごしたものでした。





だけど昨年末、時間が経つにつれて、少しずつ少しずつ感じが変わってきました。


家の中にツリーを飾って、楽しい雰囲気を演出したいって。


そしたら気分も変わるんじゃないかって。


……、


でも、だからって私、あまり旦那さんに申し訳ないとは思っていない。


あの人は死んでしまったの。


だけど私は生きているの。


だから、あの人の時間はもう止まったまんまだけど、


私の時間は進んでいるの、動いているの、


なので、私は変わって当然なの。




そう思う私が居て、


だから、彼が亡くなって2年半後の2022年のクリスマス、


家の中に小さなツリーを飾り付けました。


楽しい空間を演出しました。




そして今年、2023年のクリスマスには、


私は「新しい恋」をしていました。


本当にもう、気持ちはクリスマスどころではなく、


だからツリーを飾り付けるなんて、そんな気持ちにもならず…。





だけど、遅まきながら今日、


小さな小さなクリスマス・ツリーですが、


ふたつ飾り付けをして、部屋に飾りました。


片方はダイニング、


もう片方は、リビングに。


ふたつとも、旦那さんが確かトライアルで買ってきてくれたものです。


トライアルって安いからよいのよね。


でも、買って何年も経つのに、今年も電飾、ピカピカちゃんと光ってんのよ。






私、今日で退院から3週間経ちました。


3週間経ったのに、


何の連絡もないから、だから却って少し落ち着きました。


私の子供のような年齢の若い子なんだけど、


(つまり、恋はふたつあったのです。


だから前の記事で、


読んだ皆さんは私のことを、「こいつは馬鹿か」と思うかもしれない、


と書きました。)


だけど、今度の恋は、実は結構いいセン行ってたのよ。(苦笑)。


でも、あぁ、年増の女の恋は苦しい。


それについては、また後日。

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