いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

あったこと(詳細)

もう会うこともないのだろうから過去のこと、を、


グダグダグダグダ書きますね。


まだ諦めらんないから、でも、あんまり友人にも愚痴ばっかり言ってられないし、


このブログ使わせてください。…だから読み飛ばしていただいてもOKです笑。




だってさぁ。やっぱりなんか、納得いかない。


電話をくれないことでケンカ(?)したことが、入院していた時にも一度あったんですよね。


電話番号を渡したあと、彼の次の出勤日に、


「電話くれないの?」と聞いたら、


「俺は患者さんには電話しない主義なんだ」と、その時も彼は言ったのです。


なんだかすごく侮辱された気がしました。単純に、リハの先生と患者…という距離感で扱われてしまったことで、「え?なにそれ?今さら?」。


電話番号のメモをあげた日は、なんだかとても喜んでいるように見えたのに?


「じゃあ、明後日(出勤日)、また会おうねぇ~~!」なんて、別れ際まで、はしゃいでた
くせに!


「オレ、明後日からはもっと大人になったほうがいいのかな」なんて、あなた言ったじゃないのよ。それって、私の勘違いじゃなきゃ「俺はあんた色に染まるよ」ってことでしょ? 私、その言葉に逆にビックリしたんだよ?「え?いいの?じゃあ遠慮なくいただきま~す💛」って。ウソウソ。(だけど、ちょっぴりホント。)






なのに、一日、間が空いたら、いやに冷静になっちゃってるから、こっちも、何が何だか分からなくなっちゃって、すっかり混乱してしまいました。


いま考えたらやっぱり彼は、当日私と別れてから、年齢差のことを考えたり、もしかしたら彼のストイックな性格が災いしたのかもしれないな、なんて思っています。
出会った最初のころ、「オレは一生、女性と付き合うって、もうないかもしれないな」なんて言ってた人だから。それより一人のほうがいいんだってさ。今時の若い男性の典型例だね。





電話番号を教えた私のほうも、先の見通しが全くないまま、とりあえず何かしなきゃいられないというかんじでした。


入院期間はきっちり3ヶ月と決まってるわけで、それ以上は一日たりとも、伸ばすわけにはいかないんです。


だから私も焦ってた。


今までの入退院の経験から、ここで何か行動を起こさなきゃ、縁はバッサリ切れてしまう。


退院したら、入院棟の看護師さんやリハビリの先生とは、ほぼまったく縁が切れるものなんです。(退院後に通院リハビリがある場合は別だけど。)





でも彼は、一日おいたらすごく冷静になってしまっていて、私もちょっと腹が立って、


「じゃあ、メモ返してよ!」と言ってしまいました。


「電話番号のメモのこと?」。 「うん、返して!」。


だけどその後、彼が気を利かせて、中庭の遊歩道に2人で出て、そこでちゃんといろいろ話をしました。


その結果、彼はその時点で「今までもずっとそうしてきたし、やはり患者さんのあなたには自分の電話番号は教えられない」ことを言い(その後、これについて再びやり取りがあった事は先に書いた通りですが。)、「職場になら、ぜひ電話をかけてきてほしい。リハ室直通の番号、教えるから」。


私は彼に、「男と女の関係とかではなく、あなたは私を『おねえさん』と言ってくれて、私はあなたを可愛い弟のようだと思っているので、だから退院を機にバッサリと縁が切れるのはとても寂しい」。「リハ室の番号教えてくれると言ったって、リハ室に電話して何を話すのよ」。


私が彼に、「男と女の関係とかではなく」と言ったのは、とりあえず、関係を繋げたかったからでした。


結局、その日、私は「メモ、とりあえず持っててよ。」と言い、彼はこれに対して「うん。」と言って、電話番号メモは渡したまんまになりました。

×

非ログインユーザーとして返信する