いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

他虐(造語)(6)

もうすぐ2月19日。


明日が来ると、私、


リフジン様の勤めてる回復期リハビリテーション病院を退院して、3ヶ月になります。




なんか、ネットで見たんだけど、


失恋すると半月か1ヶ月で忘れることができるって。


ウソばっかり書いてんじゃねーよ。


3ヶ月経ったって全然忘れられないことだってあるんだぞ。




未だにミーシャ聞けば泣くし、


時々、普通に家事や仕事なんかしててふっと思い出して、


「今頃何やってるのかな。今日出勤日なら、今頃、患者さんにリハビリやってるんだろな、


今日は日曜だから、午前中ならあっちのリハ室だな。」なんてね。




あの病院は、リハビリ室は隣り合わせに2つあったんです。


大きな病院だから、隣にまた別の施設があって、


そこにもリハビリテーションセンターとか、老健とか在宅とかいろいろあるみたいだけど、


入院患者が使う部屋はその2部屋。


さすがリハビリテーション病院だけあって、逆に言えばそれしかないんだから。


とても広い部屋と、若干小さめの部屋に施術用のベッドがずらっと並んでいます。


いつもたくさんの患者さんがリハビリ受けていて、隣のベッドはだいたい埋まってて、


内緒の話なんてほとんどできる雰囲気じゃなかったけど、


でもその割に、イイカンジだったよな。なんてね。


仔ネコが2匹、じゃらけてるみたいな。(そんなに可愛くはないか。はは。)


思い出は時と共に、美化されるものですね。





今までの恋を思い出してみても、


こんなに思い詰めることって、あまり無かった気がします。


というのも、こっち側だけの片想い…というのがあまり無かったからかも。


…なんていうと、カッコつけてるように聞こえるかもしれないけど、


本来、道ならぬ恋、というのはそういうもの。


え? あれ? という間に沿ういう仲になる、みたいなのが何度かありました。ん?


ま。若い時の話は置いておいて。




リフジン様が34歳、ということは何度も今まで書いたけれど、


そして、私とは今はもうきっと25歳違う、親子ほどの差があることも。


つまり、彼は、四半世紀前の私なのです。


四半世紀前に私が感じていたことを、今の彼はきっと多分、かなり似たようなことを感じているんだと思うのよ。


なんとなくそれがわかったので、私は彼に惚れたのです。


男として…というよりむしろ、自分の分身として。




眠くなってきたから、つづきは明日ね。


おやすみなさい。

×

非ログインユーザーとして返信する