いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

他虐(造語)(8)

私のこと、たまには思い出してくれてるのかしら?


極、極々たまにでもいいから、思い出していてくれたなら。


そんな嬉しいことはない。


でももうきっと、「アノヒト退院して3ヶ月になるんだな」なんてことさえ、気付きもしないんでしょうし、


そんなことすっかりもう忘れているんだろうし、


あの人にとっては、私は、単なる「過去に入院していた患者さんの一人」…なのかもしれません。たぶん、きっと。


彼にとっても、少しは楽しくて良い思い出にはなったろうけど、それは、それ。  …それでしかない。




でも。


でもでも。


感情が混乱して、話も迷走してますが、


前に書いたけど、男って女より執着心が強いらしいから(と、私の上司♂が言っていた)。


もしかしたら今でもたまに、私のことを「何やってんのかなぁ」くらいは、


思い出してくれているかもしれないな。


(お願いだから、そうあって。)






正直な気持ちを書くと、


このブログ、見つけてくれないかなぁ…なんて思ったこともあるの。


それで、バカだから私、他人を装って(?)パソコンで検索をかけてみたのね。


彼と私の、合言葉というか隠語というか、ふたりしか多分知らない言葉って、そのものズバリ「リフジン様」だから、


「リフジン様」で検索をすると、私のブログは全然引っ掛かりもしませんでした。


そして意外と、「理不尽」をカタカナで「リフジン」と書く場合が多いことを知りました。





それで、もう少し言葉を追加して、「リフジン様」「ブログ」で検索したら、ようやっと私のブログが引っ掛かりました。


だけど、その程度だし、


だいたいリフジン様は、私がブログ書いてるなんて知らないじゃん。言ってないもん。


ぶう。







そろそろ話をもとに戻します。


このテーマの趣旨は、他虐(造語)です。


私には、


彼を、強く強く抱きしめたい…と思う強い愛情と、


余りに愛おしすぎて、抱き締めたいという感情を通り越して、


なぜか彼の首を絞めて絞め殺してしまいたいような、


そんな不思議な感情もあります。


ちょっとマジに、殺人鬼ってこんな感情を持つんだろうなと思ったりする。


(これぞ他虐ならぬ加虐か?)


愛おしすぎて、


全てを自分のものにしてしまいたいような感覚。


彼の全てを自分の中に取り込んでしまいたいような感覚。


(あ、でも、別に食べたくない。笑。


カニバリズムまで欲するような異常さは持ち合わせません。今んとこ。)




前に少し書いたけれど、


私は、彼の中に私自身を見ているようなところがあります。


たぶん、若いころの私が感じたのと同じような感情を、彼は感じているはずだ。


なんとなく直感で、そう感じました。


出会ってかなり初めの頃。


だけどそれを確実だと思ったのは、


彼が私に、自分はサディストなんだと告白してくれた時でした。


(そしてその時から、私は自分の気持ちを知ることにもなりました。)





前にも書いたように、私自身は特にサディスティックなところはないんですが、


(だけど、↑に書いた通り、直接的でもっと強い感情を持っているのかもしれません)、


でも、彼が私に、自分がサドであることや潔癖症なんだということを、話してくれたのは、


多分彼も私に、とても似たものを感じ取っていたからなのだと思っています。


マイノリティ。 


少数者。


性的? 社会的? サイコパス?


どちらにしろ、つまりはそういうことだよね。

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