いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

だんだん遠くなります

旦那さんの足跡がまた一つ消えました。


半月くらい前に、


今日12/22にアパートの駐車場のライン引きをする、とのお知らせが入っていました。





引っ越してきたときすでにラインが少し薄くなっていて、


旦那さんが白ペンキを買ってきて、2台分だけ引いたのです。


そこらへんがうちの旦那さんなのですが、まじめな顔して


「ほかの家の分も引いてあげなきゃ悪いかなぁ」なんて言ったのを覚えてます。


私が「別にいいよ、うちの分だけ引いとけば」と言ったから、


白々と2台分だけ引いてありました。





だから今日は、私のために旦那さんの引いたラインが消えちゃう日だったのです。


しかも私は今日せっかく休みの日なのに、


朝の8時半から11時まではクルマを移動させておいてください、だってさ。


引いてもらいたくなんか、ないんだっちゅうねん。





仕様がないから目覚ましで起きて、


せっかくだからかかりつけ医のところに早々と行って薬をもらってきました。




帰ってきたら、旦那さんの引いた白線の上から、


すっかり奇麗に新しい白線が引かれていました。


端のほうにちょこっとだけ、はみ出たぶんが残ってたけど。


あー。上書きなんか、してほしくなかったんだけどな。


上書きは、旦那さんの記憶が薄れて行っちゃう私の記憶だけで充分なのに。


でも、はっきり奇麗に白線引かれて、見た目がすっかり良くなりました。

×

非ログインユーザーとして返信する