いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

大雪の思い出

今朝、雪が少し降りました。


積もる程ではなかったけど、でも私は個人的に、


10年近く前に降った大雪を思い出しました。




今朝は雪が降る中を通勤したのだけど、


私の職場は、今住んでいるアパートより少しだけ北の方角にあります。


そして、旦那さんと前に一緒に住んでいたアパートのそばの国道を通って、


職場につく感じです。




私が今住んでいるアパートは平地に建っているのだけど、


前住んでたアパートって、小さな丘?の上に建っていました。


だから一度雪が降ると、坂道を登れなくなるのです。


もちろんスタッドレスは履いているけれど、


最近の言葉使えば、スタックする…というんですか?


だから、10年ほど前の大雪では、旦那さんのクルマがスタックして登れず、


途中で車を置いて、家まで歩いたんだと言ってました。


私はちょうどその日、


先日お話ししたボランティアの都合で、東京に出向いていて無事だったのを覚えてます。


たぶんその年の、2月初旬の頃だったと記憶します。




なので、もうすぐ4年前になるけど今のアパートに引っ越したのは、


そういうわけもあったのでした。


(でも、平地に越したら越したで、今度は大雨後の洪水がちょっと怖かったりするけどね。)




でもまさか、引っ越して9ヶ月で旦那さんが死んじゃうなんて思いもしなかったから。


前にも話したことあったかもしれないけど、


ある時急に、大した理由もなく私が引っ越したいと言い始めて、


そこからコロコロッと転がるように話が進んで今のアパートに引っ越したわけなのです。


今から思えば、その時は、不思議な勘が働いたというか、


ごくたまに降る大雪が怖い、などの、ほんの少しの引っ越したい理由はあったけど、


他に大した理由もなく、


なんだかほんとに、不思議に急に決まっちゃった引っ越しでした。



何だか二人とも、


これから先の事………、引っ越して1年も経たずに旦那さんが居なくなっちゃうことが


分かってたような気がするんです。


何年も一緒に暮らした思い出いっぱいの、だけどちょっと暗い感じのする、


あのアパートに一人残されるより、


広く明るく開放的な、今のアパートで再スタートを切ることが出来て、


ホントにラッキーだったと思ってるんです。



実はこれも、旦那さんからの贈り物だったりして。

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