いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

日記

旦那さんと出会う前は日記をつけていました。


だけど、一緒に暮らすようになってからは日記はつけなくなりました。


日常にいろんなことがありすぎて、つけてる時間がなくなっちゃったのです。


掃除だ、料理だ、買い物だ。


よし、今度の休みは遊びに出かけるゾ!


ご飯食べに行くゾ!


そんなことやっているうちに時間は過ぎちゃって、


日記をつけてるヒマ(?)なんてありませんでした。




だけど今になって、日記はつけてなくて却って良かったと思っています。


私は今のところ使ったことはないけれど、3年日記とか5年日記とか売ってますよね。


あの日記を使っていたら、もう、たまらなかったと思います。


だって例えば1年前の今日は二人でどこかに行ったとか、


何を食べに行ったとか、何年か前の今日あったことが書いてあるのですよね。


私だったら、きっと悲しみでおかしくなってしまいそうな気がします。


今年の6月からは白紙になっちゃったろうなぁなんて思います。





日記はつけていなかったけど、何かの時には写真は撮っていたので、


いつ何があったか、どこへ行ったか、などの思い出の記録は残っています。


それから家計簿も割と几帳面につける性質なので、


家計簿をたどっても、少し、以前のことを思い出せます。


私は、このくらいでちょうどよかったな。


私には、日記は二人の記録として悲しすぎます。






実は今日、来年用に、日記を一冊買いました。


独り暮らしになったわけで、日記をつける時間はたっぷりあるけど


休みの日に何するわけでもないし、


仕事なんて短調そのもので記録することなんて何もないのですけどね。


でも今、私自身が、何の目的もないまま生きてる意味さえまったくわからず、


”死ねないから生きている状態”であることに、


結構、かなり強い危機感を持っているからです。




日記には、自分が今日やれた事とか、気づけた事とか、


自分を褒めてあげられる小さな事を何か見つけて、毎日書いてみようと思っています。

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