テーブルのあっち側半分の話
以前、旦那さんと二人で仲良くご飯を食べていたテーブルは、
今は、私専用です。
食事だって、何か作業をするにしたって、
今は、私がテーブルを一人で広々と使うわけです。
なので、最初のうちこそ前の様相を保って、スッキリ広々のテーブルだったのですが、
テーブルのあっち側半分は、使う人が居ないわけなので、
いつのまにやら、その「あっち側半分」に、
ペン立てやら、本や雑誌を置きっぱなしにしていたり、食べかけのミカンを置いていたり、
なんだか、まるで子供の学習机のように雑然としてしまっていて、
どうにかしたいなー、と常々思っていました。
安くて、小さな棚を見つけました。
下にゴロゴロがついていて、可動式のものです。
これに、ペン立てやら本やらを片付ければ、
テーブルが、旦那さんが居た時のように広々、スッキリするではないか。
今日は休みだったので、冷蔵庫を本決めにして納品の日取りを決めて、
帰りに、ゴロゴロ付きの棚をひとつ買ってきました。
机の上に載っていたものをあらかた整理して棚に移したら、
テーブルの「あっち側半分」がスッキリして広々として、
そしたら、気持ちまで不思議なほどスッキリして、自分で驚くほどでした。
なんだかちょっとだけ、タイプスリップしたみたいな気分です。
旦那さんが居たころの、リビングに帰って来たような。
そんなの、ただの気のせいなんだけど、
気持ちのスッキリだけはしばらくの間続いていて、
ちょっと嬉しい時間でした。