いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

生きるということ

新しい冷蔵庫は明後日来ます。


明後日の午後に配送と設置をお願いしているので、


午前中のうち、なるべくドタバタせずに済むように、


今日は職場から段ボール箱を少し貰ってきました。




当日午前中に、冷蔵庫のものを全部かきだして段ボールにつめて、


暖まらないようにベランダに出さなければならないし、


お別れする前に、軽くふき掃除くらいしたいから、


それ考えたら、段ボールの組み立ては明日の晩のうちにやったほうが良いのかな。


…なんて、いろいろ計画を練っています。







2011年製でした。


旦那さんと一緒に暮らし始めて、すぐに買い替えたのでした。


確か記憶では、最初、韓国製を買うとか買わないとかいう話になったんだけど、


私が、「いやいや、電化製品はやっぱり日本製でしょ。」と譲らなかったので、


シャープの冷蔵庫になったのでした。


結局、旦那さんがポケットマネーで買ってくれたのです。


だから、そういう意味でも別れが悲しい。





それから、もっと悲しいのは、


冷蔵庫に磁石でくっつくはずだった、布巾かけの事です。


一昨々年の引っ越しの時に、某・ニト〇で買ったお洒落な布巾かけだったのですが、


磁石が弱くて弱くて、布巾をかける度に、冷蔵庫から剥がれ落ちてしまうのです。


見ればやっぱり中国製。


まったく個人的見解ですけど、某・ニト〇って、


家具はとても良い品物がそろってますけど、小物類は中国製が多いですよねー。


今度の引っ越しでは、見た目だけで買ってしまって随分泣かされました。





で。個人的な文句はこのくらいにして。


…話を元に戻します。すみません。



せっかく買ったばかりなのに、


「この布巾かけ、使えねえじゃん」と私はちょっとヒスを起こしたのですが、


そのときに旦那さんが、仕事で使っている白いテープで


冷蔵庫と布巾かけを固定してくれたのです。


それ以来、ちょっと見栄えは悪いけど、そのまんまずっと使い続けていて、


今では、見る度に、これをつけてくれた時の、彼の仕草や表情を思い出すわけです。


だから、旦那さんが私のために貼ってくれた白テープをはがすのが、すごく嫌なわけ。



でも仕方ないよね。


それが生きるってことなんだから。

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