いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

1年9ヵ月

1年9ヵ月が経ちました。 あの日から。



でも、どちらかというと、「え?まだ1年9カ月?」という気持ちが強いです。


なんだかずっと前の事のような気がする。


だけど同時に、正反対の感じもあったりして、


私が旦那さんの死を、まだまだちゃんと、ひとつの出来事として捉えきれていないんですね。


ちゃんと落としどころ(?)を見つけていないというか、


旦那さんが亡くなったことを、どう飲み込んだらよいのかが定まっていない。


まぁ、1年9カ月しか経っていないのですから当然のことです。





前にも書いたかもしれませんが、


最近職場に入った若い娘たちとのジェネレーションギャップにちょっと悩んでいました。


気の合う同輩の人たちが、ここのところ何人かやめてしまって、


気が付いたらなんと、私が最年長になっているし(苦笑)。


そろそろ引き際かなぁ…とほほ…なんて思っていたら、


降って沸いたように、昨日上司に呼ばれて、異動の話をされました。




私が弱っちいから、旦那さんがまた助け船を出してくれたのかしら。


あまりのタイミングの良さに、そう思わずにはいられません。




旦那さんが亡くなって以来、職場の人間関係なんて、ほとんどどうだってよかったのです。


どうだってよかった…というのはちょっと言い過ぎかもしれませんけど、


人間関係が良いとか悪いとか、そんなことには、ほぼほぼ興味を失っていました。


旦那さんが居なくなっちゃったのが悲しくて寂しくて、


それどころじゃなかったからです。




だけど少しずつ正気を取り戻して来て、


自分の生活空間に、ちょっとずつ興味を持てるようになってきて、


そしたら、それを見計らったように、自分の娘くらいの若い娘たちが2人入社してきました。


オバサンは、脇で会話を聞いててチンプンカンプンだし、


思考回路が全然理解できないし、


この娘たちとこれからずっとやっていくの?とぞっとした時に、


ポンと湧いて出たのが、私の異動の話でした。




1年9カ月目の月命日には、生花と、いつものようにケーキを一つ買ってきました。


正確に言えば、一つじゃなく、二つです。


結局は二つとも私のお腹に入るのだけど、そこはあまり考えないで買っちゃいました。


仕事帰りだからスーパーで買ったのだけど。


あの人、モンブラン好きだったから。




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