いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

愚痴聞いてください

梗塞の予兆として背中が痛むことがある…と知ったのは、


旦那が亡くなった後だ…ということは前回のブログに書いた通りです。


で。なぜ私がそれを知ったかというと…。




私と旦那は事実婚だったので、お葬式の次の日から会社に出勤しているのですが、


職員の一人でちょっと自分の知識を鼻にかけているふうの人がいて、


その人から教えてもらったのです。


「狭心症とか心筋梗塞とかは、背中の痛みが前兆として出てくることがあるんだよね」


私「あ、旦那は腰が痛いって言ってました」


「あぁ、それだよ。それが前兆だったんだな」


私「でも、内科の先生も、整形の先生も気が付いてくれませんでしたよ」


「今の時代は、それは自分たちで気がつく時代なんだよね」


え?
それは医者の仕事じゃないの?
いくら情報社会だなんだかんだと言ったって、
私がネットで調べて、
『本人腰が痛いって言ってるのは背中が痛んでいることだから、梗塞が疑われるから医者に連れて行かなければならない』
と気が付かなきゃならないわけ?


とりあえず上司なので言い返せなかったのですが、


どちらかというと今まで気軽に話せる上司だったので、


ちょっとびっくりして、一瞬聞き違えたかと思ってしまったほどです。





第一、それ今言う?


つい何日か前に伴侶を失い、昨日葬式を済ませたばかりの人に、


「あんたが気が付いて医者に連れて行かなければならなかったのに」



って今、それ言うの?





確かにネットで調べてみると、狭心症や心筋梗塞と腰痛・背中痛はすぐにヒットします。


だから、(旦那はネットをやらないので)、


私が気が付いて調べてみればすぐにわかったことではあるわけです。


でも、旦那は内科の先生に、腰が痛いことを言わなかったのかしら?


整形の先生に、狭心症の持病があることを言わなかったのかしら?


狭心症の薬を飲んでいることを、整形の先生には伝わってなかったのかしら?


頭の中が混乱していまだに答えが出ていませんが、


とりあえず本当に、しかも会社でそんなにかかわりの深い人でもない人に、


すごく言ってほしくない一言でした。





ほんとに知りたくなかったよ、まず。


事実だけど知らなくてよいことってあると思うんだ。


知ってしまったことで、傷つかなくてよいところまで傷ついてしまった気がしています。


それでなくたってめちゃくちゃ苦しいのにさ。





愚痴、聞いてくださってありがとうございました。


よかったらまた読んでくださいね。

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