いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

8回目の月命日


8回目の月命日です。




……あの日から、8ヶ月経ちました。




何とも言えない気持ちです。


あの日、朝6時前に電話連絡が来てからの私の一日は、


まるで映画のようで、


今でも、ほんの数日前のことのようにはっきりと覚えています。






よくも、あの時期を、とりあえず無事に超えてきたものだと思います。


” 無事 ” …と言っても、かなり危うい ” 無事 ”  で、


あの日からしばらくは、


ほとんどメンヘラ的に一点見つめながら過活動期に入ってました。




あの頃に比べれば、


今も辛いし、思い出してはよく泣くけれど、


でも、感情というか心境というか、それだけを考えれば、


かなり楽…というよりも、


かなりシンプルになったような気がします。





亡くなった当初の私の気持ちは、


ものすごく、ぐちゃぐちゃ


してました。


右も左も、上も下も、過去も未来も、
あることないこと、全部ぐちゃぐちゃで、


何をどうしたら、今の気持ちがもとに戻るのかがさっぱりわからなくなってました。


気持ちが混乱して、


自分がいま何を感じているのか、


悲しいのか悔しいのか寂しいのか辛いのか、あるいは怒りなのかも、全然わからなくて、


涙も出て来やしない。


脳みそ固まっちゃって何にも考えられないし、


口半開きに明けて、一点見つめて、


ぼーっと、何時間も動かずに座ってました。





あのころの混乱に比べたら、


今の私の気持ちはずいぶんシンプルになりました。


悲しいし、不安もあるし、寂しいし、腹も立つけど、


とりあえず今は、自分が何を感じているかがわかるもの。




亡くなってからしばらくの、あの異次元のような時間だけは、


もう絶対に経験したくない思いですが、


でも、あの時間を超えられたから、ちょっとは強くなったわよ…と、


少し、自負の思いがあったりしています。

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