いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

気持ちが落ち込んだ一日でした。

今日は仕事が休みでした。


ひとり暮らしになってから、朝、先に起きる人がいないので、


最近は休みの日でも目覚ましをかけるようにしています。


ついこの間、目が覚めたらお昼近くだったことがあり、


反省して、休みの日もちゃんと決めた時間に起きることにしました。




旦那さんがいたころは、必ず私より先に目が覚める人だったから、


休みの日だってそうそう遅寝なんかできなかったのに、


この間は、起きて時計見たら11時近くで、


しーーーんとして何も聞こえず、


回りからすっかり忘れ去られてしまったようで、


すごく孤独な感じがして、なんだかとても寂しい気がして、


こんなのもう二度と嫌だと思ったのです。





…というわけで、今日も目覚ましをかけて、


(休みの日だから8時起きですけど)


起き出して、のろのろとコーヒーを入れて、朝ごはんを食べて、


生協のパンフレットを見て、来週買う品物の見定めをしてました。




生協はパルシステムですけど、だいぶ助かっています。


スーパーのお弁当や総菜ばかりだとどうしても飽きるし


栄養も偏りがちになっていましたが、


パルシステムは、少量の野菜やお肉がすでにカットされていて、


それに火を通すだけで食べられるものなどもあり、とても便利です。


幾分割高にはなりますが、


余った野菜を痛ませてしまうよりは経済的だし、


おいしそうなものをいろいろ選べるから、


最近はやっと、食べる楽しみをを思い出しました。


(何ヶ月もの間、ハラを満たせばいいとずっとお弁当生活だったのだから、


食べる楽しみを思い出したことは、私にとってとても大きな喜びです。)




でも、来週の買い物を選び終えた後が、あまりよくありませんでした。


なんだか動く気にもなれなくて、ずっと撮り溜めたビデオを見ていたのですが、


なんだか気持ちが落ち込んできちゃって、


気が付くと、旦那さんのことを思い出してばかりいました。





テレビ見ながら、いつも向かいの席に座っていたのになぁ、とか、


ずっとずっと楽しかったのに、もうあの頃には絶対戻れないんだもんなぁ、とか。




気持ちが落ち込んできたから、少し横にでもなろうかな、と思って


暗いと気が滅入るから、家じゅうの電気をつけたまま、


(さすがにテレビは消したけど)、


ベッドに横になりましたが、眠ることもできませんでした。




ストーブの灯油が切れたので、灯油を足そうとベランダに出たら、


向かいの家のキッチンで奥さんが料理を作っている影が見えました。


究極羨ましくて、寂しくなってしまいました。


このままじゃかなりヤバいみたいな気がしてきて、


何か生産的なことでもしなきゃ…と、


気持ちが全然乗らないままでしたが、一応ミシンに向かってみました。




でもやっぱり、何か手仕事やって、気を紛らわすのは良いみたい。


ミシンやっているうちに(飽きもせずにマスクを作ってますが)、


気が付いたら普通の気分に戻ってました。


そういえば、そろそろ木の芽時です。


あぁ、だからか…と、合点がいきました。


なるほどと納得して、少しばかり用心して、この時期をやり過ごそうと思います。

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