いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

ひとりぼっち。

会社で働いている間が一番楽な気がします。


悲しみや絶望を忘れていられる時間だから。


まるで以前と逆です。


前は会社で嫌なことや、自尊心がクチャグチャになることがあっても、


帰れば旦那さんがいて私はお姫様だった。


いやなことだってすぐに忘れられるし、私は世の中で一番幸せなお姫様になれました。




なのに、今は。


家にいるときは、ひとりぼっち。


しゃべる相手もいなければ、楽しい会話もない。


ぽつんとひとり、テレビの前で、ぼんやり時間をつぶすしかありません。





前みたいに料理を作ったり、一生懸命掃除をしたって、


おなかを減らした旦那さんも居なければ、


独りじゃ部屋もそんなに汚れないんだもの。





それなら却って仕事でもしてたほうが、


苦しいことを忘れてられるわ…と思うのだけど、


なぜだか前のように、何にも真摯に取り組むことができません。


仕事時間が終われば、毎日、逃げるように職場を出てきちゃっています。


なんだか気持ちがとっても疲れているし、


誰かに心の中に入ってこられたくない感じがするのです。


だけど、結局一人で部屋にいても、


このどうしようもない絶望感にどうしようもなく泣けてきて、


何も術がありません。

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