いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

うつ

休みの日、いつまで寝ていたって誰も起こしてくれないし、


リビングから足音やテレビの音がするわけでもなし、


まるっきり一日中寝たまんま過ごしていたって、


それはそれで時間が過ぎていくだけです。


はぁ~~あ、とため息ついてしまいます。




とりあえずこの間も書いたようにエプロン仕上げたばっかりで、


次に取り掛かるエネルギーは充電中です。


旦那さんが居なくなってからは、


基本、掃除とかは仕事に行く前、朝のうちに終わらせて出かけることにしているので、


今日あたりは特にやることもなし、


テレビや撮り溜めたビデオの鑑賞をしたりしています。




清原さんが鬱を告白したというニュースをやっていました。


大坂なおみちゃんの影響を受けたそうで、病気を告白する気になったそうです。


私も実は以前、20年ぐらい前ですが鬱っぽくなったことがあって、


少しの間、薬を飲んでいたことがありました。


あの時は、午前中は動けなくて、午後になると元気になって、


自分でもよくわからない状態が、しばらく続きました。


ですので、ここのところの清原さんとかなおみちゃんのニュースは


決して他人事とは思えず聞き入ってしまいます。




実は今回旦那さんを失うにあたって、私はこの辛い症状を味わわずに済みました。


まぁ、病気はもうかなり前の話ですし、


歳を取って気持ちが強くなったから、症状が出なかったのかもしれませんが、


私は勝手に、旦那さんが私を守ってくれたのだと思っています。


だって、


絶対に状況が改善しないあんな辛い時間を、


ずっと続くであろう苦しみとともに、


何故私が普通の状態で居られたのか、私自身が全くわからないのです。


生きてきた長い時間の中で一番の、身もだえするような寂しさと悲しみの中で、


もともと素を持っている私が、なぜ患わずにいられたのか。


きっと旦那さんが守ってくれているに違いない。


そう考えるのって、そんなに外れたことじゃないような気がしています。





今日は旦那さんが好きだった生ハムを、


久しぶりに買ってきて、遺影の前に供えました。


生ハム好物だったから、前はいつも冷蔵庫に必ずひとつ入れておいたものです。


今日は遺影の前から降ろした後に、サラダにして私が戴いたのだけど、


私はちょっと、あの生ハムのしょっぱさが苦手です。


ひとり暮らしの気楽さで、めんどくさいから1枚1枚はがさずに、


2~3枚の厚いのをそのまま口に入れたせいもあるのかな。


ん-ー、ちょっと血圧のことが頭をよぎったりしています。失笑。

×

非ログインユーザーとして返信する