いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

昨晩のこと

旦那さんが亡くなってから、旦那さんの親友と最初の1ヶ月間LINEのやり取りがありました。


しばらくぶりに「先日はお世話になりました」とLINEしたら、


「奥さん、辛いだろうから新しく頼れるものを探したらいいですよ」と。


頼れる人のこと?…と思って


「あの人は私にとってすごい人だったので、代われる人はなかなか現れないでしょうね」と返したら、


「別に男のこと言ったんじゃないです。趣味とかサークルとかの話ですよ」


なんか気まずくなってLINE終了になりました。




彼にしたら、4ヶ月も経ってないのに親友の奥さんに再婚勧めるわけないだろう、と思ったでしょうね。


でも、私と旦那さんは出会う運命だったのです。


私が彼からもらったものは、たとえようもなく大きい。


もし私が生前の彼に頼っていたのだとしても、いま、彼以外に頼れるものはあまり思いつきません。


もし仮に、他の誰か…と考える日が来るにしても、それは何年も経ってからだし、…、あ、そのとき私は多分おばあちゃんです。




だけど、あまりの苦しさと悲しさと寂しさに、勝てないんじゃないか、病気になってしまうんじゃないか、と考えてしまうことはしばしばです。


配偶者に対する喪失感…って、ほんとうに、時々感じる日常の悲しみとはまったく異質なものだと思います。


こんな感情って今までまったく知らなかったです。


私という存在の半分が持っていかれてしまった…というか、そしてまったく終わりが見えない。


何かを努力すれば、旦那さんとの以前の暮らしが戻ってくるわけでは決してありません。


何をしても。どうあがいても。私は全くの”無力”です。


私はただ、一日一日を薄氷を踏む思いで過ごすしか方法がありません。

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