いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

穏やかに時間が過ぎますように

季節が春めいてきましたね。


あの人と二人で、何度この季節を過ごしたのだったでしょうか。


お互い花粉症がないのはラッキーでしたけど、


旦那さんは、近親者に重度の花粉症をもっている人がいたから


毎年毎年、ちょっと怯えてましたっけ。


そんなことを懐かしく思い出しました。




この家で暮らすのも、一人暮らしのほうがずっと長くなってしまいました。


感覚が、当初とは少しずつ違ってきている気がします。


前は、「旦那さんが居ない暮らし」だったんだけど、


今は普通に、「一人暮らし」になってしまった感じです。


前は、「寂しい」と言う気持ちが真っ先にあったのに、


今は、何かの時にふと感じる気持ちになってしまっています。




もちろん、いつも根底には寂しさと満たされなさがあるのですよ。


だけどそれは、「表に出てこない、いつもベースにある気持ち」になってしまって、


その上で今の生活があり、いろんな感情がある…というか。


旦那さんには本当にごめんなさいなのだけど、


旦那さんが居ない日常が、普通に事になってきてしまっています。




そんな気持ちを持ちながら、旦那さんが居ない2回目の春が来ます。


とりあえず、寂しい気持ちをそそられるクリスマスとかお正月も終わって、


幾分落ち着いた気持ちで春を迎えます。


これから春、夏、秋、冬。 


間に旦那さんの命日を挟んで、


どんな一年になるのでしょう。


何を感じて、どんな時間になるのでしょう。



でも、どうか。


今の現実以上の何も望まないから、お願いだから、


ただただ穏やかに、感情がゆさぶられないように、


時間が過ぎてくれればいいなと願うばかりです。

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